中国製の手動ルンバなど千円台の卓上掃除機比較
千円台で買える卓上掃除機3台の実力をチェックしてみました。比較したのは中国製の手動ルンバと、日本製の卓上掃除機2台です。肝心の吸引力と気になる騒音をテストしたほか、ゴミ捨ての手間をチェックしました。デスクをきれいに保てるのは卓上掃除機はどれなのでしょうか?

卓上掃除機が周囲のゴミをまき散らす
1台目の卓上掃除機は中華製の手動ルンバ「卓上クリーナー8050」のメーカーはtenwin天文。電源は単3形乾電池×2本で、サイズはφ83×59Hmmで重さが200gです。実勢価格は1,150円となっています。
2台目はツインバード工業の「ミニクリーナーHC-4107」。キーボードのスキ間ならお任せの設計です。電源は単3形乾電池×4本。サイズは175W×105H×53Dmmで重さが210gとなっています。実勢価格は1,723円です。
3台目はサンワサプライの「強力吸引バキュームクリーナーCD-84VC」。効率優先のパワフルな家電設計です。電源は単3形乾電池×4本。サイズは80W×80H×165Dmmで重さは450gとなています。実勢価格は1,317円です。
さっそく実験を開始します。「卓上クリーナー」は吸引範囲が広くて音も小さいのですが、排気口が全周にあるため周囲のゴミをまき散らすというアクシデントが発生。ゴミ捨てに開きにくいフタを開けると、大量のゴミが散乱しました。
卓上掃除機にバキュームクリーナー
「ミニクリーナー」は6V駆動なので音は大きいものの、吸引力は十分。吸入ノズルが小さいため、キーボードの掃除には便利そうです。ゴミ捨ての際は取扱説明書に記載されている通り、下に紙を敷くこと。布フィルターにも絡みついていました。
「バキュームクリーナー」は吸入口が大きいので、吸い込み範囲が広くて効率良く掃除が可能。音の大きさと吸引力は相殺です。ゴミタンク側にフィルターが付いているので、取り外し時にゴミが散乱する心配なし。タンクの容量も多い設計です。
排気とゴミ捨てでゴミを撒き散らす「卓上クリーナー」は早々に脱落。「ミニクリーナー」「強力吸引バキュームクリーナー」ともに卓上の掃除であれば、吸引力に問題ありません。しかし、ゴミの捨てやすさを評価すると、強力吸引バキュームクリーナーが卓上掃除機のベストバイといえるでしょう。
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ラジオライフ編集部

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