いまでも買える心躍らせた懐かしい文房具とは?
昭和の文房具には絶版になっている製品ばかりですが、ほぼ変わらない形で40年近く売られ続けている製品もあります。そんな“今でも買える”懐かしい文房具を紹介しましょう。「ロケット鉛筆」と「ミッキーナイフ」、そしてスーパーカー消しゴムを飛ばした「BOXYボールペン」です。

ナイフ捌きを競った懐かしい文房具
尖った芯がグニュっと出てくる「ロケット鉛筆」は、台湾のBensia製がオリジナルの懐かしい文房具。昭和40年代からのロングセラーです。短くなったペン先を抜き取ってロケット鉛筆の頭に入れると、押し出された新たなペン先が出てくる仕組み。尖った芯が出くるギミックが新鮮でした。
現在は、ファンシーなデザインになっていますが、台湾製のオリジナルが入手可能。レモンのロケット鉛筆の実勢価格は5本入りで108円です。
華麗なナイフ捌きを競い合った懐かしい文房具が「ミッキーナイフ」。東日本では「ボンナイフ」、西日本では「ミッキーナイフ」と流通しているメーカーが異なっています。当時は多彩なカラーバリエーションがありました。
消しゴムを飛ばした懐かしい文房具
内部のアルミ板や紙を取り去ることで刃先を緩めることが可能。手首のスナップで刃先を出し入れするナイフ捌きを競い合ったという人も多いでしょう。現在はカラーバリエーションは無くなり、アルミ地のシルバーだけが製造されています。坪米製作所のミッキーナイフの実勢価格は108円です。
スーパーカー消しゴムを飛ばすために使ったのが「BOXYボールペン」。昭和50年前後に大流行したスーパーカー消しゴムを、ノック機構のバネを利用して飛ばすためだけに、使われていたと言っても過言ではない懐かしい文房具です。
そんなノック式ボールペンの三菱鉛筆「BOXY-100」は、ロゴが変わっているものの基本構造は同じ。2005年に30周年を記念して旧ロゴの復刻版が発売されました。現行品はカラーバリエーションは無く黒のみ。実勢価格は108円です。
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ラジオライフ編集部

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