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情報漏洩を防ぐパソコンHDDを完全消去する方法

官公庁で使われていた個人情報入りのHDDが、処分業者によってオークションサイトで転売されるという事件はまだ記憶に新しいところ。オークションでの購入者が、HDDをソフトで復元したところ機密情報が見つかり発覚しました。情報漏洩を防ぐためのパソコンのHDDを完全消去する方法を見ていきましょう。


情報漏洩を防ぐパソコンHDDを完全消去する方法

HDD完全消去はデータ上書き繰り返し

官公庁からHDDが流出した事件は、処分を依頼した業者から横流しされるというまさかの事態でした。また、一般的なソフトで、HDDのデータが復元できてしまった点も気になります。

HDDなどの記録メディアのデータは、PC上の削除やフォーマットといった操作では、完全に消去されません。「ドリルで穴をあける」「ハンマーで叩き割る」といったHDDの物理的な破壊も、プロの手にかかれば残留磁気などからデータの取り出しは可能です。

それでは、パソコンのHDDを完全消去するには、どのような方法が最適なのでしょう。データの消去には、簡易的なものから国家機密を守るレベルのものまで、数多くの方式があります。

HDDの完全消去は基本的に、データの上書きを繰り返す方法が主流。上書き回数が多いほど安全性が高くなる一方で、処理に時間がかかります。上書き回数や書き込むデータの内容、ベリファイの有無といった、データ消去の精度に加えて、実用面では処理速度も重要な要素といえるでしょう。

HDD完全消去に米国国防総省準拠方式

「WipeFile」はフォルダやファイル単位でデータの消去が可能な無料ツール。14種類の消去方式を搭載し、処理速度や安全性の精度によって任意で方式を選択できることが最大の特徴です。

最も強力な「米国国防総省準拠方式(DoD5220.22-M消去方式)」は、消去領域にゼロ(0x00)、固定値(0xff)、乱数の順に計3回データを上書き。最後に書き込み検証を行う方式です。一般的な復元ソフトでのデータ復旧は不可能で、残留磁気の読み取りも困難といわれています。

実際に12GBのデータファイルでテストしたところ、処理にかかった時間は約20分。復元ソフト「ファイナルデータ」では復元できませんでした。「ゼロ」「ランダム&ゼロ」といったより簡易的な消去方式も搭載しているので、用途によって使い分けるとよいでしょう。

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