GPSタグを自転車に付ければ盗まれても追跡可能
警視庁によると、2019年の自転車盗難事件は16万8703件と、全カテゴリーの中で最も多い犯罪となっています。特にロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクは、車体だけで数万円と高額。犯罪グループにお金目的で盗難されるケースが多発しているのが現状です。GPSタグを自転車に付ければ盗まれても追跡できます。

GPSタグの自転車マウントホルダー
どんなに盗難対策をしていても、相手はその道のプロなので盗まれてしまうケースはあるものです。自転車窃盗犯の手で、ホイールやサドルなどパーツごとに分解され、主にネットオークションで売り捌かれます。
こうなると、自車の特定は困難。いち早く自転車の居場所を突き止める必要があるでしょう。そこで、自転車盗難対策に有効なのが「AirTag」などに代表されるGPSタグです。
GPSタグを秘匿性の高い自転車用ケースなどに入れておけば、そう簡単に気づかれて外されることはありません。ただし、居場所を見つけたからといって単身で乗り込むのはご法度。警察に通報するに留めておくのが無難です。
Tarutaruの「AirTag適用自転車マウントホルダー」は、AppleのAirTagを上下2つのパーツで挟み込み、GPSタグを自転車にマウントできるホルダー。ネジ×2本と結束バンド×6本が付属します。
GPSタグを自転車のホルダー下に装着
GPSタグをマウントするホルダーのネジ穴は、スポーツバイクのドリンクホルダー幅にピッタリ。下に装着すれば、他人に気づかれずにAirTagをマウントできるでしょう。
なお、1個4,000円弱と安価なAirTagですが、iPhoneのBluetooth範囲外では位置情報をキャッチできない弱点があります。そこでAlterLockの「Gen2」も覚えておきましょう。
このGPSタグは位置情報の発信にSigfox通信を利用しており、居住地エリアの大半をカバー。利用には月額396円かかりますが、安心が買えるなら安いものかもしれません。
こちらのGPSタグも自転車のドリンクホルダーの下に装着する仕様。窃盗犯にバレて取り外されそうになっても、アラームが鳴った上で、自分のスマホに通知が届きます。

ラジオライフ編集部

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