Super Console Xはメディアプレーヤーに使える
中華パチモノゲーム機シーンに据え置き型という新たなジャンルを生み出した「Super Console X」シリーズをAliExpressなどで購入する際にお約束となっているのが、販売業者が特典として付ける「オマケ」という名の海賊版ROMです。「Super Console X」シリーズの中華ゲーム機としての機能以外の部分を見ていきましょう。
Super Console Xは海賊版オマケが定番
「Super Console X」シリーズは、ファミコンのような定番のレトロゲームから、ちょっと新しめのドリームキャストまでさまざまなゲームが遊べる中華ゲーム機です。対応ゲームは初代ですら50種類以上あります。
「Super Console X」シリーズのオマケは業者によって内容が異なり、64GBモデルならゲーム5万本、128GBモデルなら10万本、256GBモデルだとPSやサターンなど容量の大きいゲームが入って11万本といった具合ですが、もちろんアウトなシロモノです。
レアゲームも収録されているほか、内蔵エミュレーターには当時のパッケージやゲームの解説が見られるデータベースが構築されており、ムダに手が込んでいます…。
Super Console Xで動画配信サービス
「Super Console X」シリーズの本体は、Android TV Boxがベース。初代「X」ではオミットされていましたが、2代目「Pro」からはAndroid搭載のメディアプレーヤーとしても使えるようになっています。
「Pro」ではAndroid7.1ベースのOSが搭載されており、Netflixなどの視聴もOK。「MAX」ではAndroid 9.0ベースとなり、対応コンテンツも増えました。
Netflixをはじめ各種動画配信サービスも見られますが、モデルによっては規制により利用できないサービスも存在。ちなみに中華製TVBox特有の違法視聴機能は無く、ゲームは真っ黒ですが、こちらはクリーンな仕様です。
ラジオライフ編集部
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