充電式カイロと昔ながらのZIPPOカイロを比較した
最近の充電式カイロは、モバイルバッテリー機能を搭載した大容量モデルが主流のようです。肝心の発熱性能はどれほど進化しているのか、温度の推移を測定するとともに、実際の使用感を紹介しましょう。測定方法は、室温25度前後の室内でテスト。電源をオンにした後、ロガーとともにタオルで包み込んで温度測定を行いました。
充電式カイロはバッテリー残量計搭載
「Podick」は、両面がベルベットのようなフワフカ素材で覆われている、見た目にも暖かい充電式カイロ。電源を入れて20分を経過した頃に設定温度の45度に近い40度超えとなりました。
そのまま44度あたりをキープ。仕様書によると6時間ほどでバッテリーが切れるとありましたが、そのままの状態が続き、8時間を越すあたりで温度が下がりました。
10時間を経過したところで停止させましたが、バッテリー残量は47%。あと数時間は使えそうです。バッテリー残量計が搭載されて、1%刻みでチェック可能。USBType-Cの充電に対応しています。
充電式と昔ながらのカイロを比較した
Podickのバッテリー容量は8,000mAhで、温度調整は低45度、中50度、高55度となっています。サイズ/重さは11.5W×7H×2.6Dcm/約259g。実勢価格は3,499円です。
非使い捨て式カイロとして昔から定番の、プラチナ触媒のカイロ。世界的にも有名な「ZIPPOハンディウォーマー」の温度推移のデータも参考までに測定しました。実勢価格は3,580円です。
オイルを充填させてプラチナ触媒を暖める必要があるため初動は温度が低く、ログの計測を始めて15分ほどは室温と同じ。しかし、その後は徐々に温度が上がり、1時間経過する頃には40度を超え、そのまま温度は上昇。8時間後には50度に到達しました。
ラジオライフ編集部
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