食べられる野草とヤバい毒草は覚えておくべし
災害に遭遇したとき、もしも防災グッズを何も持っていなかったら…。そんな「もしも」のために身近な材料で生き延びる方法やサバイバル知識は知っていて損はありません。そして、サバイバルで何よりも大切なのが食糧の確保。そこで、食べられる野草とヤバい毒草は覚えておきましょう。
食べられる野草ツクシで花粉症対策
食べられる野草ツクシは、シダ植物系の雑草。春の山菜として佃煮にして食べられています。茎を乾燥させると生薬としても利用でき、花粉症対策の効能があるともいわれているのです。
タンポポも食べられる野草。キク科の多年草です。花・茎・葉のすべてが食べられます。特に葉にはC型肺炎ウイルスを抑制する効果があり、漢方薬としても利用できるのです。
ナズナはアブラナ科の越年草。別名ぺんぺん草とも呼ばれ、春の七草の1つとして食用にするのはナズナの若苗です。煎じると肝臓病、解熱、高血圧などに効果があるといわれます。
食べられる野草セリはミネラル豊富
食べられる野草セリは、セリ科の多年草。春の七草の1つで、茎や根をおひたしなどにして食します。また、天ぷらやみそ汁の具にしてもOK。ビタミンCやミネラルが豊富に含まれます。
なお、食糧の確保にはヤバい毒草の知識も必要です。ドクセリはセリ科の多年草。日本3大有毒植物の1つです。セリと似ていますが、地下茎が太く筍状なのが特徴。食べると痙攣、嘔吐などを起こし、最悪死ぬこともあります。
トリカブトは、キンポウゲ科の多年草。日本3大有毒植物の1つです。根の部分に強く毒性があり、嘔吐・呼吸困難・臓器不全などを起こし死に至ることもあるのです。(文/橘千尋)
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ラジオライフ編集部
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