ガソリン代が大幅に安くなる会員制サービスとは
2021年後半から全国的にガソリン価格は高止まりが続き、その出費に頭を悩ませている人も多いでしょう。ガソリン代を節約する方法としては、ガソリン会社系のクレジットカードを使うなどの方法が一般的です。しかし、ガソリン会社系カードを使う以上に安い価格で給油できる会員制サービスが存在するのでした。

コストコのガソリン価格は全国最安値
自家用車のガソリン代を節約する方法として、まず思い浮かぶのはガソリン元売り会社のクレジットカードを利用するというものです。ガソリン元売り会社は各社ともカード事業に積極的で、クレジットカード会社とガソリン元売り会社の提携カードを利用することで、1リットルあたり2円以上割安となります。
しかし、ガソリンカード元売り会社系カードと比べて、はるかに安い価格でガソリンを給油する方法があります。その方法は、会員制ショッピングモール「コストコ」の会員になり、全国各地のコストコ内に設置されたガソリンスタンドで給油するというものです。
コストコ内のガソリン価格は、いずれも全国最安値レベルに設定されているため、周辺のガソリンスタンドよりお得なケースがほとんど。例えば、コストコ新三郷の2022年1月上旬のレギュラーガソリン価格は1リットル145円で、周辺でもっとも安いガソリンスタンドの会員価格より2円も割安です。
ガソリンでコストコ年会費の元を取る
コストコのガソリン価格が安い理由は、その店舗形態にもあります。コストコの店舗は、いずれも郊外に立地しているうえ、倉庫のような店内には500g入りポテトチップスや1.5kgブロックの牛肉など、他のチェーン店では見られないような大型パッケージ商品が激安価格で山積みされているのが特徴です。
そのため、コストコには自家用車で大量の商品を持ち帰る人がほとんど。実は、コストコ内のガソリンスタンドは自家用車で訪れる人向けの顧客サービスとして運営されているため、ガソリンスタンド自体の利益が薄い激安価格で販売しても問題ないのです。
会員制を採用するコストコの利用には、年4840円を支払い会員登録が必要です。一方で、コストコ会員になると年会費実質無料のクレジットカード「コストコグローバルカード」の発行が可能になり、コストコ利用分については1.5%分、それ以外についても1%分が「キャッシュバックリワード」として還元されます。
1.5%のキャッシュバックリワードは、コストコ内のガソリンスタンドにも適用されるため、先ほどの例では1リットルあたり約2.2円分が還元されるということ。この還元分をあわせると、他のガソリンスタンドより約4.2円割安な計算となり、年間1000リットル給油すると、ほぼガソリンだけでコストコ年会費の元を取ることができるのです。

ラジオライフ編集部

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