新登場「首都高ETC専用料金所」ETCがない時は?
この3月から、首都圏の一部料金所がETC専用となり、現金やクレジットカードでの支払いができなくなります。そこで気になるのが、ETCカードを忘れてETC専用出口に入ってしまった場合。首都高速の料金所にはUターンやバック用の設備がないため一般道に戻ることは不可能。この場合、どのように対応すればよいのでしょう。

首都高の料金所34か所がETC専用化
首都高速は、2022年3月1日から5か所、4月1日からの29か所の料金所をそれぞれETC専用化する予定です。すでにETC専用となっていた横浜北西線の馬場入口と合わせ、35か所の料金所で現金やクレジットカードでの支払いができなくなります。
これまでも、ETC専用のインターチェンジとして、NEXCO3社が運用するスマートICが全国各地に設置されてきました。しかし、スマートICの場合は係員が配置されている場所がほとんどで、ETCをそもそも利用できない自動車の進入や、ETCカードの読み取りトラブルなどに対応しています。
ところが、首都高速によると今回ETC専用となる予定の料金所は無人となり、ETCを利用できない車両は新たに設置される「サポート」レーンへ誘導し、インターホン越しに係員が対応するとのことです。さらに、このリモート対応時はクレジットカードによる通行料金の支払いはできません。
首都高ETC専用料金所にETCなしで進入
それでは、ETCなしで首都高速のETC専用料金所に進入してしまった場合、どのように通行料金を支払うのでしょう。この点を首都高速に確認したところ、料金は後日精算する仕組みで、支払い方法が書かれたチラシをサポートレーンに置き、その指示に従ってもらうとのことです。
後日精算の支払い手段については、首都高速では現金・ETCカードによる方法を予定しており、現金の受け渡し方法については現在未定で、3月1日までに決定予定とのこと。また、ETCカードによる決済については、首都高速Webサイト内にある「首都高ETC課金(訂正)フォーム」を利用して行うそうです。
なお、すでにETC専用となっている馬場入口については、現在はETCなしで進入した車両についてはナンバープレートと運転免許証を入口カメラで確認。後日、現金で精算を行う仕組みが取られていますが、2022年3月1日以降は他の入口と同様の精算方法に変わるとのことです。

ラジオライフ編集部

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