ETC利用照会サービスはレンタカーでも登録可能
「ETC利用照会サービス」は、過去15か月間にETCカードを利用した履歴をWeb上から確認できるものです。この15か月間は月単位となっており、2022年4月であれば2021年1月分以降の走行履歴がチェック可能。また、以前は走行履歴の反映は翌日以降でしたが、現在は走行後4~5時間後で確認できるよう変更されています(一部路線を除く)。

ETC利用照会サービスは登録が必要
「ETC利用照会サービス」は、走行履歴を表示するだけでなく、利用証明書のPDF出力にも対応。出力したPDFファイルは、印刷することで領収書と同じ効力が発生するため、会社等の経費処理や個人の所得税・住民税の確定申告用の書類としても活用できるのです。
ETCでの走行履歴を確認する方法は、ETC利用照会サービスのほかに、SA・PAに設置されたETC利用履歴発行プリンターを利用する方法があります。
とはいえ、ETC利用履歴発行プリンターは実際にSA・PAへ行く必要があることと、現在走行中の高速路線の履歴が印刷できないため不便。ETC利用照会サービスの方がお手軽で便利です。
ETC利用照会サービスの利用には登録が必要で、登録の際には過去に高速道路を走行した際の走行日・ナンバープレート情報・ETCカード番号・ETC車載器管理番号の組み合わせを入力します。
ETC利用照会サービスにレンタカー
登録が完了すると、利用者が指定したユーザーID・パスワードでETC利用照会サービスへロクインできるようになります。また、ひとつのユーザーIDに最大10枚までETCカードを追加登録可能。実は、ETC利用照会サービスは氏名や住所を入力する必要がないため、家族のETCカードの走行履歴をひとつのIDでチェックできるのです。
さらに、ETCマイレージと異なりETC利用照会サービスは自家用車を所有しないドライバーでも登録が可能。例えば、レンタカーのみ運転するドライバーの場合、レンタカーで高速道路を走行した日とそのときに利用したレンタカーのナンバープレート情報・ETCカード番号・ETC車載器管理番号を入力すればOKです。
なお、レンタカーの場合はETC車載器をセットアップした際に発行される「ETC車載器セットアップ申込書・証明書」を車検証・取扱説明書と一緒に車内に保管している会社がほとんど。グローブボックスなどに保管されている書類をチェックすることで、ETC車載器管理番号を知ることができます。

ラジオライフ編集部

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