料金30％オフ消滅！お盆はETC休日割引が適用外
日本各地で多くの人が移動するお盆は、帰省ラッシュによる高速道路の渋滞がいまや風物詩。それでも、旅行を計画している人も多いでしょう。しかし、高速道路の利用についてはここ数年来、お盆期間はETC休日割引の適用外となっています。2024年からはさらに、シルバーウイークもETC休日割引が適用されなくなりました。
ETC休日割引の適用除外が発表された
NEXCO3社と本四高速・宮城県道路公社は、ETC休日割引について、2024年8月10～12日と8月17～18日は適用除外にすると発表しました。また、2024年度以降はシルバーウィークについても適用しないことも発表されています。
ETC休日割引は、車種区分で「軽自動車等」「普通車」にあたる車両の土日祝日の走行に適用されるもので（ETC深夜割引時間帯を除く）、通行料金が30％オフされる制度です。
ただし、東京・大阪近郊に設定された「大都市近郊区間」と東京湾アクアライン・沖縄道はETC休日割引の適用外。本四高速は、ETC平日料金より割安な休日料金となります。
ETC休日割引でなくETC深夜割引を利用
国土交通省がETC休日割引適用除外を要請している理由は、いわゆるオーバーツーリズムの未然防止・抑制が目的。ETC休日割引は2022年度以降、ゴールデンウイーク、お盆および年末年始は全国を対象として適用していません。
この方針に基づき検討した結果を踏まえ、2024年度以降は、新たにシルバーウィークについても適用しないことが決定。9月14～16日、9月21～23日の三連休はETC休日割引が適用されません。
なお、お盆やシルバーウイーク期間もETC深夜割引については引き続き適用されます。ETC深夜割引は、0～4時に走行した場合について通行料金が30％オフになるもので、ETC休日割引と違い全車種対象なほかに対象路線も広がります。このため、お盆やシルバーウイークのドライブでは、ETC深夜割引の利用を検討した方がよいでしょう。
ラジオライフ編集部
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