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特定小電力無線から聞こえる女性スタッフの会話

大規模ショッピングセンターやレジャー施設では、店舗内や同一フロア内といった限られた場所での通信に「特定小電力無線」が使われます。使用場所や用途から、レジャー無線として扱われることが多くなるのです。アパレルショップの女性スタッフが、倉庫のスタッフに在庫をチェックして品出しを依頼したり、ちょっとユルい感じの通話です。


特定小電力無線から聞こえる女性スタッフの会話

特定小電力無線には2つのシステム

特定小電力無線の通話は「2階の山中です。バックヤード、取れますか~」「はい、バックヤード浜崎でーす」といった具合。特定小電力無線は働く女性の声がよく聞こえてくるのも、他のレジャー無線とは異なるポイントでしょう。

特定小電力無線は421MHz帯と440MHz帯はペアで使用しますが、2つのシステムに分かれています。1つは中継式で、通信距離が短い特定小電力無線の弱点をカバーするもの。天井など高所に設置した中継器を介して、2つの周波数を使って交信します。中継器によって、交信距離が2倍近くになるのです。

広い店舗や工場内、上下階の通信用に使われます。2つの周波数を使っていますが、交互にしゃべるスタイルです。受信の際は、高所に設置された電波がよく飛ぶ、中継器側の421MHz帯をサーチしてください。

特定小電力無線の交信内容は多種多様

もう1つが複信式。主にクレーン作業で使われ、ペアの周波数で同時通話をします。クレーンの運転士と地上や屋上にいる作業員の間で、吊り荷を上下する指示に使うのです。

同時通話なので、相手がしゃべっていても危険を感じたら、すぐに割り込んで知らせることができます。ただし、送信出力は10分の1の1mWに制限されます。

特定小電力無線はアナログ波が使い続けられる無線です。そして使用者が圧倒的に多いので、交信内容も多種多様。オペレートのレベルに雲泥の差があるのも面白いところです。街に出て聞いてみましょう。(文/さとうひとし)

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
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