DJ-X100には不要波を飛ばす多彩なスキップ機能
アルインコのデジタル受信機「DJ-X100」のスキャン＆サーチ速度のメーカー公称値は、どちらも毎秒100チャンネルとトップレベル。ただし、いくら高速のスキャン＆サーチであっても、ノイズによって止められてしまっては、その俊足も活かせません。そのような不要波は、スキャン＆サーチの対象から外すスキップ指定で対応します。
DJ-X100のスキップ指定はワンタッチ
DJ-X100のスキップ指定は、不要波で停止中にSKIPボタンを押すだけの簡単操作。また、一定の時間だけスキップする「タイマースキップ」機能があります。
スキャン＆サーチ中に停止した周波数でSKIPボタンを押下するだけでOK。三連の三角マークが表示されます。また、1～90分（9段階）の一定時間だけスキップする「タイマースキップ」は、三連の三角マークの頭に「T」が表示される仕様です。
VFOにセットした周波数はもちろんのこと、スキャン中のバンクやサーチといった受信機の“動作状態”を、メモリーできる実用性の高い機能が「クイックリコール」です。
DJ-X100には現場受信で重宝する機能
DJ-X100のクイックリコールは受信対象や状況の変化に即応する必要があるため、呼び出しも簡単。0～9のボタンを長押しするだけで当該メモリーへ移ります。ハンディ機の機動性を活かす現場受信では、重宝する機能なので活用したいところです。
DJ-X100は1～9のボタンに、VFOの周波数やスキャンしているバンクなど、9パターンの動作状態をメモリーできます。呼び出しは数字ボタンの長押しです。
0ボタンの長押しは、各ボタンに割り当てた動作状態の一覧。メインダイヤルを回して白くなっているカーソルを移動すると、表示がVFOやスキャン→周波数→受信モードなどと流れいきます。SETボタンで当該バンドへ移動が可能。機動性の高い機能です。
ラジオライフ編集部
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