PASMO乗車で20%超のポイント還元を受ける方法
東京メトロが提携して発行するクレジットカード「To Me CARD」は、東京メトロ路線へPASMOで乗車するとポイントが貯まる点が魅力です。同じようなポイント還元は、JR東日本のSuicaやPASMO加盟の一部鉄道会社でも行われていますが、To Me CARDの場合はポイント還元率が最大10%以上と非常にお得になっています。

PASMO乗車でメトロポイントが貯まる
「Tokyo Metro To Me CARD(To Me CARD)」は、東京メトロがクレジットカード各社と提携して発行しています。提携先のカード会社はJCB・NICOS・UCの3社から選択可能(カード種別による限定もあり)。NICOS・UCでは国際ブランドとしてVISA・MasterCardのいずれかを追加できます。
To Me CARD共通のメリットとして大きいのが、東京メトロ路線にPASMOで乗車した場合(定期券区間・企画乗車券を除く)、乗車1回ごとにメトロポイントが貯まる点です。なお、メトロポイントはPASMOがあれば誰でも貯められるメトポとは別で、メトロポイントとメトポを同時に貯めることもできます。
To Me CARDで貯まる乗車ポイントは、年会費無料の一般カードでは平日2ポイント、土日祝日6ポイントですが、年会費2200円のPrimeカードでは平日10ポイント、土日祝日20ポイントにアップ。さらに、年会費1万1000円のゴールドカードでは平日20ポイント、土日祝日40ポイントとなります。
PASMOのポイント還元が休日は20%超
もっとも乗車ポイントの高いゴールドカードを持ち、PASMOで最安の168円区間に乗車した場合のポイント還元率を計算すると、平日では約11.9%、土日祝日は23.8%と非常に高い還元率です。また、メトロポイントは1ポイント=1円としてPASMOへチャージした場合、ポイント還元率=割引率となります。
この割引率を回数券と比較した場合、利用曜日に制限がない普通回数券の割引率は約9.1%で、To Me CARDの方がお得ということ。ちなみに、平日10~16時限定の時差回数券の割引率は約16.7%、土日祝日限定の休日回数券は割引率約28.6%とTo Me Cardより割引率が高いものの、有効期限の3か月以内に使い切れないリスクがあります。
なお、To Me CARDで貯めたメトロポイントは、東京メトロ主要駅に設置された多機能券売機の操作で1ポイント=1円でPASMOへチャージできるほか、500ポイント単位で1ポイント=1円としてnanacoへのチャージ可能。nanacoチャージに利用する場合、オンラインで手続きのうえ、セブンイレブンなどの店頭で受け取る仕組みです。

ラジオライフ編集部

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