トレカ詐欺のフリマ・オークション出没3パターン
昨今のトレーディングカードバブルは異常を極めています。10万円超えで取り引きされるカードも存在し、純粋にカードゲームを楽しむ人がカードを入手できないという問題も起きているのです。そんなカードゲーム界隈で頻繁に起きているのが、パチモノの蔓延。そこで、フリマ・オークションで見つけたトレカ詐欺3パターンを見ていきます。

トレカ詐欺は画像で判断するのは困難
人気絶頂のトレーディングカードはあの手この手で売りつけるトレカ詐欺の手口が横行しています。とくに気を付けるべきはフリマ・オークションのトレカ詐欺です。実際に入手したトレカ詐欺がこちらの3パターンで、卑怯な手口に開いた口が塞がりません。
ありがちトレカ詐欺1つめが「海外生産品のポケモンカード」です。中国のコピー業者が作ったコピー品をAliExpressで購入し、それを日本国内のオークションサイトに出品するトレカ詐欺を行っている輩がいます。
トレカ詐欺は色が薄かったり紙質が違ったりと本物と比べれば違いは明らかですが、スマホやPC画面上の単体の画像だけで判断するのは困難でしょう。
「モニターによって色の見え方が違います」などの、余計な書き込みがあったらトレカ詐欺に警戒した方が無難。「リザードン」や「ピカチュウ」といった10万円近くの値が付くようなカードは、トレカ詐欺にとくに注意してください。
ありがちトレカ詐欺2つめが「カラーコピーが届く」パターン。公式サイトやカードゲームショップにアップされているカードの画像をかき集め、それをコピー用紙に印刷して購入者に送りつけるトレカ詐欺の悪徳商法もあります。
トレカ詐欺は相場よりやや安値で出品
このトレカ詐欺は元手0円でできてしまうので、参入のハードルは低め。しかしカード自体が手元にないので、出品ページの画像は公式サイトの流用だったり、他人の出品画像を盗用していることが多く、トレカ詐欺を比較的判別しやすいでしょう。
トレカ詐欺に引っかかりにくい商品であることを出品者も自覚しているのか、相場よりもやや安価で出ている傾向にあります。
ありがちトレカ詐欺3つめが「出品ページの画像が届く」パターン。こちらのトレカ詐欺はカード画像のカラーコピーではなく、出品ページにアップされた画像をそのまま印刷して送られてきます。
トレカ詐欺はカードの背景にある机や壁、手なんかも写り込んでいて、思わず呆れてしまいます。今回入手したトレカ詐欺はていねいにコンビニで写真プリントされていました。
1枚100円で数万円を手にできるトレカ詐欺であれば、この程度の手間は厭わないといったところでしょうか。こうなると心理戦のようでトレカ詐欺を見抜くのは難しいですが、説明文に「写真がすべてです」などの記載があったら怪しいです。(文/Toybox)

ラジオライフ編集部

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