インターネット情報が鵜呑みにできない理由3つ
ネットを騒がす炎上事件が後を絶ちません。いわゆるネットリテラシーは、現代人がまず最初に身に付けておくべき知識といえるかもしれません。そんなネットリテラシーの1つが、インターネット上を流れる情報の取捨選択でしょう。インターネット情報が鵜呑みにできない最近の3つのトレンドを見ていきましょう。
フェイクニュースを鵜呑みにしない
最近は技術の進化で高精度のフェイク画像や動画を簡単に作れるようになりました。そのため、巧妙で見抜くのが難しい偽情報がネット上には蔓延しています。
SNS、ブログ、口コミなどの情報は即鵜呑みにせず、大手メディアや信頼できる個人が発信している情報などと照らし合わせて裏取りをしましょう。さもないと、自分も「フェイクニュース」を拡散させる1人になってしまいます。
地震で「ライオンが逃げた」という嘘ツイートが話題になったのを覚えている人も多いでしょう。フェイクニュースは悪質な場合、逮捕されることもあります。いたずらでは済みません。
ディープフェイク見抜く冷静な判断力
ネット上の情報では「ディープフェイク」にも注意が必要です。ディープフェイクとは、AI技術を用いて作った偽の画像や動画。ディープフェイクがWeb上で簡単に作れるサービスも登場しています。
実際、ネット上ではディープフェイクによる政治家の暴言動画や、有名人のポルノ画像が捏造されまくっています。ディープフェイクを見抜くには、冷静な判断力が必要になるでしょう。
ネット上の情報では「ステルスマーケティング」にも要注意。いわゆる「ステマ」と呼ばれるもので、宣伝であるとバレないように口コミなどを投稿することです。
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 可搬式オービスの速度違反は15km/h未満は無視? - 2024年11月22日
- Catchyは仕事も私生活も役立つ文章生成サービス - 2024年11月21日
- NHKメッセージ消去の裏技「録画」が通用する理由 - 2024年11月21日
- 譲渡されたテレビのB-CASカードは申請が必要? - 2024年11月21日
- エンタメ制限突破に使えるVPNサービスはどこ? - 2024年11月20日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
ディープフェイクポルノ動画を作成してみた結果
ディープフェイクポルノ動画はいわば「AIを使った動くアイコラ」
NHKプラス「ご当地ニュース」地域を10月に拡大
ディープフェイクの作り方はパソコンでオープンソースを利用
オススメ記事
2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]
モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]
圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]
盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]
おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]