Amazonのフィッシングメールを簡単に見破る方法
パソコンやスマホのセキュリティで「フィッシング」という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。フィッシングは、偽サイトへ誘導して個人情報を抜き取る手口ですが、その際に多く使われるのがAmazon発と思わせた偽メールです。しかし、Amazonにはその対策として、偽メールかどうかが簡単にわかる仕組みが存在するのでした。

フィッシングメールに多いAmazon関連
メールやSNSのメッセージにURLを忍び込ませ、クリックすると偽サイトへ誘導。大手サイトそっくりに作られた偽サイトで、住所やクレジットカード番号などの個人情報を入力させて抜き取り、あとから情報を悪用する手口は「フィッシング」と呼ばれています。
「フィッシングメール」とは、この際に使われるメールのこと。フィッシングメールでよく見かけるのが「あなたのAmazonアカウントは停止されました」などと書かれた、Amazon関連のメールです。Amazonをまったく利用しない人は無視すればよいですが、Amazonユーザーであれば本物かもとうっかり開いてしまいがちです。
セキュリティソフトやプロバイダー提供のセキュリティメール機能を使うことで、フィッシングメールはある程度ブロックできます。とはいえ、世界中にフィッシングメールがあふれていることもあり、セキュリティ機能をすり抜けて届いてしまうことも少なくありません。
Amazonでフィッシングメールかを確認
しかし、Amazonに限れば本当にAmazonが送ったメールかフィッシングメールかを簡単に判別する方法が用意されています。それは、Amazonの「アカウントサービス」内にある「メッセージセンター」をチェックすることです。
Amazonにログインしたうえでメッセージセンターを開くと、過去13ヶ月間にAmazonから送られたメールがすべてリストアップされています。そのため、ここに表示されないAmazon発と思われるメールが届いた場合、Amazonではない別人が送ったメールだと判断できるのです。
また、Amazonへ本当に商品を注文したのに連絡がないといった場合もメッセージセンターを確認すれば、注文の有無や配送状況などをチェック可能。Amazonから届いた商品対して入れたクレームへの対応状況も、メッセージセンターへ残されています。

ラジオライフ編集部

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