AmazonのFireタブレットが圧倒的に安い理由とは
Amazonが自社コンテンツの囲い込みのために廉価で販売している「Fireタブレット」。2011年9月に登場した第1世代は「Kindle Fire」という名称でしたが、第4世代からはKindleの名前が取れて「Fire/Fire HD」に変更。2022年10月19日に第12世代目となる「Fire HD 8」がリリースされました。

Fireタブレット同スペックの半額以下
10年以上にわたり人気を集めてきた「Fireタブレット」の魅力はその安さにあります。同スペックのAndroidタブレットと比較すると半額以下です。
同レベルのスペックを備えるXiaomiの「MetaPad BAH3-W09」は実勢価格が31,200円。Fire HD 10の実勢価格が15,980円なので、比べると15,000円以上も安いということ。そこそこの性能の製品が、安価に買えるというお得感が魅力なのです。
さらにプライムデーやタイムセール祭りのたびに値下げされ、32GBモデルが1万円を切ることも…。このセールが売り上げの大きな要因になっているのでしょう。
Fireタブレット安い秘密はコスト削減
Fireタブレットが安い秘密は、細かなコスト削減にもあります。GPS非搭載なので位置ゲーやカーナビアプリがうまく動作しません。SIMカードも挿せないので、単体での通信は不可能です。
また、画面解像度は低く、フルHD以上を搭載しているのはFire HD 10のみです。通信はWi-Fiのみなので、外出先や移動中の車内などで使う場合はテザリングが必須となります。
現行機種は「Fire HD 10」「Fire HD 8」「Fire 7」の3種類で、それぞれPlusモデルやキッズモデル(キッズカバーとAmazonKids+サブスク付き)があり、合計8モデルがラインアップされています。
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ラジオライフ編集部
ラジオライフ編集部 : 三才ブックス
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