VPNサービスで「HBO Max」作品を一足早く楽しむ
VPNは各プライベートネットワーク間を接続しているかのような専用線を設定し、仮想環境を作る技術のことです。VPNは通信を暗号化することからセキュリティ向上のために使われることが多いのですが、もう1つ大きな利点が「アクセス元の偽装」です。VPNサービスを利用するとアクセス元がVPNサーバのあるエリアに変更されます。
VPNサービスでアクセス元を偽装する
動画サイトは、ライセンスの関係などで国ごとに配信コンテンツが異なっていたり、国外からの利用を制限していることがあります。そんなエリア制限も、VPNサービスでアクセス元をその国に偽装すれば突破可能。つまり、日本に居ながらにして世界中のコンテンツを楽しめるようになるのです。
例えば「HBO Max」は、アメリカで急激にユーザー数を伸ばしている旬な動画配信サービス。日本ではパートナー契約を結んだU-NEXTで一部作品を見られるのみです。
「Crunchyroll」と提携しているため、日本のコンテンツが充実しています。そんな動画配信サービスもVPNサービスなら、一足早く楽しむことができるということです。
VPNサービスで各国Netflixを見比べる
ただし、HBO Maxの場合はVPNサービスでエリア制限を突破しても、有料契約時にアメリカのクレジットカードが必要となるのが厄介。回避策としては、アメリカのHulu.comでアカウントを作り、オプション(MANAGE ADD-ONS)としてHBO Maxを契約するのが定番のようです。
また「Netflix」は国によって配信コンテンツが異なる仕様です。VPNサービスでさまざまな国に切り替えて比べてみるのもよいでしょう。
さらに「BBC iPlayer」はイギリス限定の動画サイト。VPNでアクセス元をイギリスに偽装することで、無料登録だけで自由に見られるようになるのです。
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ラジオライフ編集部
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