フィルタリング回避ツールになるブラウザアプリ

中国の動画サイト「Tudou」や「Youku」は、日本のコンテンツを公式配信している一方で、不正にアップされた動画が多いのはご存知の通り。これらのサイトに日本からアクセスはできるものの、中国国内からしか動画は再生できないようフィルタリングされています。そんなフィルタリングを回避するツールにもなるブラウザアプリを見ていきましょう。

フィルタリング回避ツールにブラウザアプリ

国外からの閲覧を規制するといったフィルタリングを回避するのに有効なのが「VPN偽装ツール」です。フィルタリングを回避するVPN偽装ツールは、無料で利用できるWebブラウザのアドオンやスマホ用アプリなどが各種リリースされています。

フィルタリングを回避するVPN偽装ツールを使うと、日本国内からアクセスしても中国のIPアドレスにカモフラージュできるということ。その地域のフィルタリングを回避できるというわけです。フィルタリング回避ツールでフィルターにかからない動画を楽しめます。さっそくユーザーからの評価が高いフィルタリング回避のVPN偽装ツールを紹介しましょう。

「Alohaブラウザ+ 無料VPN」は、フィルタリング回避ツールにもなる高セキュリティのスマホ用ブラウザアプリ。フィルタリングを回避するVPN偽装ボタンが実装されたブラウザアプリで、検索・VPN偽装・閲覧と1つのアプリで完結できるのが魅力です。なお、フィルタリング回避ツールにもなるブラウザアプリはダウンロード機能も搭載しています。

フィルタリング回避ブラウザで動画サイト

スマホのフィルタリング回避ツールにもなるブラウザアプリの使い方は、検索窓左にある盾マークをタップ。フィルタリング回避ツールとしては初回だけ、ブラウザアプリにメッセージが出るので「Allow」を選択してください。iPhoneなら「Touch ID」やパスワードで登録するとVPNに接続されフィルタリング回避ツールとなります。フィルタリング回避ツールにもなるブラウザプリはGoogle Play、AppStoreで入手可能です。

現在、AppStoreではフィルタリング回避ツールにもなるブラウザアプリは「Aloha Browser – プライベート&高速ブラウザ」という名前で登録されています。また、フィルタリング回避ツールにもなるブラウザアプリで盾マークをタップした後のメッセージが日本語化されていて「許可」をタップする仕様です。

さらに、フィルタリング回避ツールにもなるブラウザアプリは「設定」→「VPN」から「VPN利用国」を選択することも可能。例えば、国ごとにフィルターにかからない動画が異なっている「Netflix」のサイトで、好きな国の作品を閲覧するというフィルタリング回避ツールにもなるブラウザアプリの使い方もできるでしょう。

フィルタリング回避ツールで高評価スマホアプリ

このほかにも、フィルタリングを回避できるVPN偽装ツールの中でも、ユーザー評価が高いスマホアプリが「TunnelBear」です。

フィルタリングを回避するVPN偽装ツール「TunnelBear」は無料プランだとデータ容量が500MBまでと制限付き（無料で容量アップも可能）ですが、手順は非常に簡単。アプリをインストールし、フィルタリング回避ツールで偽装したい国を選ぶだけです。

なお、中華動画サイトのフィルタリング回避はアメリカか香港のIPアドレスを利用します。具体的には、アプリを起動してダイヤルを「ON」に合わせると、フィルタリング回避ツールで偽装可能な国の一覧が出現。選択して地域によるフィルタリングを回避するとポップアップが出現して再生可能になります。

フィルタリング回避ツールにChromeアドオン

PCでフィルタリングを回避するなら、Google ChromeとFirefox用のブラウザアドオン「HOLAベターインターネット」が手軽かつ高機能。Chromeアドオンを導入して目的のWebサイトにアクセスすると、自動で国を検知してIPアドレスを偽装してフィルタリング回避ツールとして機能します。

Chromeなどのブラウザのアイコンがその国の国旗マークになると、フィルタリング回避ツールとして機能しているということ。手動で任意の国を選択してのフィルタリング回避ツールの利用も可能です。警告メッセージが出て再生できなかった動画が、フィルタリング回避ツールで再生できるようになりました。

これでAlohaブラウザと同様に、ブラウザ一体型でフィルタリング回避ツールとして利用できるというわけです。中国の動画サイトのみならず、世界中の動画サイトをフィルタリング回避ツールで視聴可能。フィルタリング回避ツールで地域制限がかかっている動画が楽しめるようになります。

フィルタリング回避ツールにスマホ有害サイト用

フィルタリング回避ツールと一口にいっても、じつは目的はさまざまです。未成年者にスマホで有害なサイト利用を制限するフィルタリングを回避するツールという意味もあれば、指定した国からしかアクセスできないようフィルタリングを回避するツールというケースもあります。

このため、フィルタリング回避ツールの仕組みも微妙に違っています。携帯電話会社が提供している有害サイトのアクセス制限のフィルタリングはおもにURLがベース。このフィルタリング回避には、携帯電話網を使わないWi-Fi接続が利用されています。それ専用のフィルタリング回避ツールもあるようです。

アクセスする国や地域でアクセス制限をかけるフィルタリングはおもにIPアドレスがベース。このフィルタリング回避に使われるのがIPアドレスを偽装できるVPN偽装ツールなのです。

フィルタリング回避ツールにスマホはExpressVPN

海外動画サイトのフィルタリングは、利用者のIPアドレス（ネット上の住所のようなもの）を元に行われています。そこで、自分のスマホのIPアドレスをフィルタリング回避ツールで視聴可能な地域のIPアドレスに偽装すれば、アクセスが制限された動画サイトでも視聴できるようになるというわけです。

IPアドレスを偽装できるスマホのフィルタリング回避ツールアプリは各社からリリースされていて、無料から有料までさまざま。ここでは、ユーザー間で評判が高いスマホのフィルタリング回避ツールアプリ「ExpressVPN」の使い方を見ていきましょう。

スマホのフィルタリング回避ツールアプリ「ExpressVPN」は有料ですが、7日間は無料で利用可能。スマホのフィルタリング回避ツールアプリはApp Store、Google Playで入手できます。スマホのフィルタリング回避ツールアプリの料金は1か月プランが12.95ドル/月、6か月プランが9.99ドル/月、12か月プランが8.32ドル/月です。

フィルタリング回避ツールになるブラウザアプリ

フィルタリング回避ツールでスマホで動画サイト

スマホのフィルタリング回避ツールアプリは「ExpressVPN」を立ち上げて「ON」をタップすると、世界中のVPNロケーションを選択する画面が表示。スマホのフィルタリング回避ツールアプリは、ここから偽装したいエリアを選ぶのです。スマホのフィルタリング回避ツールアプリのVPNロケーションには、イギリスやオランダ、ドイツなど国名が並んでいます。

ここでスマホのフィルタリング回避ツールアプリで国名を選んで「接続完了」と表示されれば、その国からのアクセスとして偽装できるというわけ。スマホのフィルタリング回避ツールアプリによって、動画サイト側は日本からではなく当該エリアからのアクセスと認識するため、フィルタリング回避ツールでアクセス制限にかからない動画を楽しめるというわけです。

実際にスマホのフィルタリング回避ツールアプリ「ExpressVPN」で「香港」に接続。そして、中国の動画サイト「bilibili」にアクセスしてみたところ、フィルタリング回避ツールでアクセス制限にかかることなく動画を見ることができました。