ファスト映画は逮捕者が出ても今なお健在か?
映画のストーリーを映像とともに10分程度にまとめて紹介する「ファスト映画」。在宅ワークの広がりとともに増えていましたが、ファスト映画で逮捕者が出たことでやや下火になりました。しかし、それは邦画に限ってのこと。洋画のファスト映画は逮捕者が出ても削除もされず、事件以降もアップロードされ続けています。ファスト映画は逮捕者が出ても今なお健在なのでしょうか。

ファスト映画で逮捕されたのは投稿者
2021年6月、ファスト映画の投稿者らが著作権法違反で逮捕されました。著作権法違反の場合、10年以下の懲役か1,000万円以下の罰金、またはその両方が課せられます。
ファスト映画の特徴としては「作品のストーリーを紹介」「1本あたり10分程度」「映画の映像を無断使用」「字幕・ナレーション付き」が挙げられます。
ファスト映画の目的は広告収入です。多くの人に見つけてもらいやすくする必要があります。そのため、監視の目を掻い潜る対策などはせず、堂々とアップ。映画のタイトルで検索するだけで簡単に見つかる状況でした。
ファスト映画で逮捕者が出て以降の検索
ファスト映画で逮捕者が出てからは、作品名を伏せた動画が増えたようです。とはいうものの、ファスト映画とタイトルから何となく想像できるようにはなっています。
ファスト映画で逮捕者が出て以降、邦画のファスト映画は大量に削除されましたが、すべての動画が消されたわけではありません。今でも削除されていない邦画のファスト映画は存在します。
ファスト映画で逮捕者が出て以降のタイトルが伏せられたファスト映画は、「#映画紹介」とタグ検索すると見つかるはず。「#映画紹介」以外にも「#ドラマ紹介」「#書籍紹介」のように、作品の概要を解説するファスト動画のタグが存在します。
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ラジオライフ編集部

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