最新デスクトップ録画ソフトは予告カットに対応
各種定額制の動画配信サービスにある作品は、いつまでも視聴できるとは限りません。配信期間が定められている作品もあり、たとえスマホアプリでダウンロードしていても、配信停止になれば視聴不可になります。そこで活用されているのが、「デスクトップ録画」というテクニックです。最新のデスクトップ録画ソフトは倍予告カットにも対応します。

デスクトップ録画にWindows標準機能
いわゆる「デスクトップ録画」とは、PC画面をそのままキャプチャし、MP4形式などの動画ファイルとして保存する方法です。著作権保護の各種プロテクトを解除せずバックアップできるため、DVDの合法コピーテクニックとして、その筋で広く知られるようになりました。
デスクトップ録画用ソフトは、割と昔からあるものの、PCへの負荷がそれなりに大きく、長時間安定して録画できるソフトは実際はそれほど多くありません。また、フリーで使えるソフトには基本的に時間制限があったり、透かしのロゴが入ることが多いのも難点です。
実用性を考えると、結局のところWindowsの標準キャプチャ機能「Xbox Game Bar」が第一候補になります。「設定」→「ゲーム」からキャプチャの項目を呼び出して、各種設定を行えばOKです。最大4時間の録画が可能です。
有料デスクトップ録画ソフトの新機能
1本の映画などを保存するだけなら、「Xbox Game Bar」で十分ですが、連続ドラマをまとめて保存したい場合は手間がかかります。なお、動画配信サービスでは、複製を禁じているところもあるので、あくまで知識としての紹介になりますが、最新の有料ソフトについて見ていきましょう。
そこで選択肢になるのが、有料ソフトの「Audials One」シリーズです。主要な動画配信サービスであれば、数回のクリックでキャプチャを開始し、自動でエピソード順に連続録画が可能です。
現在は、最新版「Audials One2022」(7,990円)がリリースされています。毎年秋に年度版が発売され、その度に何かしらの機能が追加されます。2021年版では2倍速での倍速録画に対応しました。
2022年版は、Windows11に最適化され、予告カットや字幕検索など大幅に機能が向上。中でも専用のブラウザ型プレーヤーが搭載され、バックグラウンドでの録画が可能になっています。
デスクトップ録画は、再生分の時間がかかることと、録画中は他の作業ができないというのがデメリットだったので、それらを解決した形です。

ラジオライフ編集部

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