Kali Linuxでセキュリティの脆弱性をテストする
「Kali Linux」はセキュリティの脆弱性をテストするためのテストツール。いわばハッキングツールと無料OSのパッケージのようなものです。Kali Linuxには、データベース脆弱性チェックツールや侵入テスト実行ツールなどをパッケージ。Kali Linaxのダウンロードと起動方法を紹介します。
Kali Linuxは侵入テストの専用OS
Kali Linuxは、強固なセキュリティ構築を目的としてペネトレーションテスト(侵入テスト)を行う、そのための専用OS。平たくいえば、ハッキングツールを無料OSと一緒にオールインワンパッケージにしたものです。
多機能であるがゆえに、操作をマスターするには、本が1冊どころか数冊できてしまうほどボリューミー。とはいえ、ネットには日本語での情報も増え始めています。
自由配布・利用可能な無料のLinuxディストリビューション「Kali Linux」。USBメモリからブートするLiveモードでも使るので、まずは気軽に試してみるといいでしょう。
Kali Linaxを起動するパスワード
Kali Linaxのダウンロードと起動方法です。まず、Kali Linux(64ビット、ISOファイル)をダウンロードします。容量が2.6Gバイトもあるので、先にUSBメモリをFAT32でフォーマットしておきましょう。
「Win32 Disk Imager」でダウンロードしたISOを書きこみます。[Image File]に、ダウンロードしたKali LinuxのISOを選び、[Write]ボタンをクリックすればOK。あとは、BIOSでUSBブートができる設定にすれば完了です。
Kali Linaxを起動するときのユーザーは「root」、パスワードは「toor」。ツールは非常に分かりやすく階層管理されています。ただし、数が多過ぎて個々に表示されていないものもかなりあるのです。
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ラジオライフ編集部
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