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被害が急増中の「キャッシュカード詐欺盗」とは

電話などで被害者に接触し、金銭を騙し取る「特殊詐欺」。犯人が語る素性や信頼のさせ方はさまざまで、それらを知ることが自衛につながります。特殊詐欺は時代とともに多種多様に進化していますが、なかでも代表的なものが「オレオレ詐欺」「キャッシュカード詐欺盗」でしょう。巧妙化する手口をしっかり復習しておきましょう。


被害急増の特殊詐欺「キャッシュカード詐欺盗」

オレオレ詐欺はコロナ下で減少傾向

「オレオレ詐欺」は親族などを騙って電話をかけ、事故・事件の示談金名目で金銭などを騙し取る詐欺です。検挙件数は順調に伸びていますが、実際は「受け子」と呼ばれる犯人グループの末端の検挙であり、根本的な撲滅には至っていません。

オレオレ詐欺で注意すべきは「傷害事件の示談金」「横領事件の示談金」「痴漢事件の示談金」「妊娠中絶費用」「借金等の返済」といった話。子どもや孫を心配する親心につけ込むのが常套手段です。

1件あたりの平均被害額は300万円前後と高額。2021年10月には、神奈川県の80代の女性が、甥を騙る男に1,350万円を騙し取られる事件が発生。被害者の大半が70~80代の女性であることから、「母さん助けて詐欺」と呼ばれていたこともありました・

なお、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響か、発生件数が前年の34%程度にまで減少。被害額も約118億円から約68億円まで減りました。

キャッシュカード詐欺盗の被害が急増

「キャッシュカード詐欺盗」は、警察官や銀行職員を騙って自宅を訪問し、偽物のキャッシュカードとすり替える詐欺です。ここ数年で被害件数が増えており、非常に警戒されています。

類似した詐欺に「預貯金詐欺」があり、こちらはキャッシュカードをすり替えるのではなく、「取り替えるため」などの名目でそのまま騙し取るものです。

封筒などにキャッシュカードと暗証番号を書いたメモを入れさせて、印鑑も追加で要求。印鑑を室内に取りに行って目を離した隙に、偽物にすり替えて被害者に戻すというのが基本パターンです。

銀行口座の情報が漏れているなどと言い、警察官や銀行職員が自宅を訪ねて来て、キャッシュカード&暗証番号を求めることは決してありません。その場合は100%詐欺です。

キャッシュカード詐欺盗は2019年に被害が急増。オレオレ詐欺などがメジャーになり、警戒が強くなったことから、キャッシュカード詐欺盗にシフトしているのでしょう。(文/中谷仁)

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
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