街中に溢れる盗聴波を探すときに必要な機材は?
盗聴波を探すならクルマを使うのがセオリーです。このとき、UHF帯の3波をメモリーする受信機は、ファイナルステージとなる「盗聴波の発信源の特定」を目指すなら、クルマを離れても使えるハンディ機は必須でしょう。おおよその場所を把握する程度に留めておくのであれば、モービル機でも十分です。

盗聴波探しにモービル機とハンディ機
盗聴波探しにモービル機はマストではありませんが、クルマを使っての探索には、初期段階のモービル機と追い込み用のハンディ機の二刀流で攻めたいところです。
モービル機を使いたい理由の一つは、モービルアンテナにつながっているため。盗聴波の探索はUHF帯の3波をスキャンしながら、クルマで街を流すことから始まります。
この当てのない走りで、盗聴波を見つけ出すためには、高利得のモービルアンテナを使って、遠くから飛んで来る弱い電波を拾い上げる必要があるのです。
盗聴波探しをハンディ機に切り換える
もちろん、ハンディ機をモービルアンテナに接続してもいいのですが、盗聴波が入感するとハンドルを握りながら、音量やスケルチレベルを頻繁に調整することになります。
運転中の操作性を考えるとハンディ機は、モービル機の片手での操作性には及びません。そもそも、運転中のハンディ機の操作は道路交通法で禁じられています。
このため、余裕があれば盗聴波探しにはモービル機を導入したいところ。そして、クルマを少し動かしたくらいでは、Sメーターの動きに差が現れなくなったら、モービル機受信から、ハンディ機受信へ切り換えるようにするのがベストです。

ラジオライフ編集部

最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 違法カジノサイトに強制撤去されたパチンコ台? - 2023年3月30日
- NHK受信料を拒否しても督促が来る確率ほぼゼロ? - 2023年3月30日
- TVerのアカウント登録で実現する3つの便利機能 - 2023年3月30日
- 自ら隊配備のグロック45で発生したトラブルとは - 2023年3月29日
- 旧型DVDレコーダーをあえて購入するメリットとは - 2023年3月29日
この記事にコメントする
この記事をシェアする
あわせて読みたい記事

盗聴波が途切れた瞬間は発信源を特定する絶好機

盗聴波の発信源を「左回り」で特定していく理由

盗聴波はUHF帯の3周波数だけスキャンすべき理由
オススメ記事

悪質な盗撮犯罪は年々増加傾向にあります。警察庁によると、2021年の盗撮行為による検挙件数は5019件で過去最多を更新。盗撮犯罪は1930件だった2011年から10年間で2倍以上に増えたことに[…続きを読む]

テレビ番組の盗聴特集などを見て、自宅に盗聴器が仕掛けられていないか気になった人は多いでしょう。盗聴器の見つけ方は、そんなに難しいものではありません。そこで、盗聴器の見つけ方をいくつか紹介しまし[…続きを読む]

圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]

盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接「盗聴器」を仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ[…続きを読む]

おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]