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ドアスコープはカバーがないと覗き穴になる危険

玄関ドアはカギの強化など侵入対策はもちろんのこと、外から室内を覗かれるプライバシーの侵害も密かに発生している可能性があります。玄関のドアスコープはカバーがないと覗き見される危険があるからです。ドアスコープにカバーを付けるなど、玄関ドアのセキュリティアップは急務といえるでしょう。


ドアスコープはカバーがないと覗き見される危険


ドアスコープはカバーがないと覗き穴

防犯用スコープを悪用して、玄関のドアスコープから女性宅の室内を覗いた男が逮捕されました。防犯用スコープとして売られている商品は、実は普通の単眼鏡で、逆方向で使うと外側のドアスコープから室内が見えしてまうのです。

ミザールテックの「MD-718」は、ドアスコープを外から見て侵入者を事前に発見するための防犯用スコープ。 実勢価格は1,780円です。

ドアスコープに使う防犯用スコープの本来の用途はあくまで危険回避のため。「帰宅時にカギが開いていた」「人の気配がした」など、住人がドアを開ける前にドアスコープから室内の様子をうかがうのに使います。すなわち、ドアスコープはカバーがないと外からの覗き穴になる危険があるのです。


ドアスコープカバーを取り付けて防止

実際、単眼鏡を逆にしてドアスコープに当てると、玄関ドアの外側から室内の様子が分かります。中に入る前にドアスコープから内部を確認して侵入犯に備えるのが、正しい使い方です。

玄関ドア前からのシチュエーションを想定して、デジカメの20mm広角レンズを使ってドアスコープから撮影してみました。ドアスコープから奥に見えるスチールラックまでの距離は約7mです。

この7mはドアスコープからワンルームマンションの奥行きに近い距離。ドアスコープに7倍率の単眼鏡を当てて見た室内は、超ズームの世界。ドアスコープからのピント合わせはシビアで、使用するにはある程度の条件が必要になるでしょう。

このため、ドアスコープにカバーをして、室内から外を見るときだけカバーを外す覗き見防止カバーは必須でしょう。ドアスコープカバーは、数百円程度で購入できます。

ドアスコープはカバーがないと除き穴


ドアスコープカバーの代わりにカメラ

ドアスコープはカバーがないとただの覗き穴です。ドアコープカバーの代わりにドアスコープカメラを取り付けるという選択肢もあります。「ルスカ PHV MAC」は、工事不要で取り付けできるドアスコープカメラです。

ドアの内側に設置するとドアスコープがレンズのような役目を果たして、ドアの外側を撮影してくれます。このため、ドアの外側からはカメラの存在は気づかれません。単三乾電池で動くため、配線工事などが必要ないこともうれしいところです。

ドアスコープカバ代わりに使えるカメラが対応するドアスコープは直径12mmタイプで、対応するドアの厚みは35~57mmです。電源は単3形乾電池×4本。サイズは87W×158H×34Dで、重さは170g。実勢価格は26,784円です。

ドアスコープカバー代わりにドアスコープカメラ

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ラジオライフ編集部

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