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スクランブル発進が訓練か実戦かを見分ける方法

戦闘機の配備基地に遠征した際、受信できたらラッキーなのが「スクランブル発進」任務の交信です。スクランブル発進は、他国の航空機が日本の領空の外側に設定された防空識別圏(ADIZ)に進入し、領空に接近してくるような時、2機の武装した戦闘機を緊急発進させて対応します。ただし、スクランブル発進には訓練もあるのです。


スクランブル発進が訓練か実戦かを見分ける方法

スクランブル発進の管制いきなりTWR

領空侵犯機に対してスクランブル発進する戦闘機は、滑走路の近くに設置されたアラートハンガーに可動状態で完全武装で待機しており、5分以内の離陸が可能です。

このように、1秒を争うスクランブル発進の管制は、GND(地上管制席)に開局せずに、いきなりTWR(飛行場管制席)からクリアランスを受けて離陸します。

もちろん、スクランブル発進の訓練もあり、訓練の際はGNDでクリアランスを受け取ってからTWRに移管されて離陸します。この違いを押さえておけば、エアーバンドの流れから訓練か実戦かが即座に分かるのです。

スクランブル発進した戦闘機の交信

TWRで離陸許可を得てスクランブル発進した2機の戦闘機は、DEP(出域管制席)と交信しつつ高度を上げて、目標へ向かい飛行。基地の進入管制区を出るところで防空指令所と、GCI波でコンタクトします。

GCIは「Ground Control Intercept」の略で、日本語で表記すると「地上要撃管制」です。使用されるチャンネルは専用波のほか、通常のローカルフライトで使用するチャンネルの場合もあります。

GCI波は地上要撃管制の名の通り、日本各地に設置された“防空の目”であるレーダーサイトがキャッチした、国籍不明機「アンノウン」の動きを防空指令所に集約。そこから戦闘機のパイロットへ有利なポジションを取れるように、無線で誘導する管制なのです。

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
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