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戦闘機が訓練空域に向かう場合に使うSARPとは?

戦闘機が配備される航空自衛隊基地のタワーは役割が多く、交信内容は変化に富んでいます。そのため、情報量が多く聞き応えは十分。基地のタワーを攻略すれば、ミリタリーエアーバンドの世界はもっと広がるでしょう。航空自衛隊の戦闘機が動き始める時に、どんな交信が行われているのかを見ていきましょう。


戦闘機が訓練空域に向かう場合に使うSARPとは?

戦闘機にはIFRとVFRの2つの飛行方式

航空自衛隊のタワーの交信と密接な関係にある地上管制席、グランドコントロール(以下、GND)の交信から見ていきましょう。基地のエプロン地区に駐機している戦闘機が動き始めるのは、GNDの交信からです。

民間機の管制の流れと同じですが、空港のGNDとの大きな違いは、エンジンスタートの許可や、機体をバックするプッシュバックを要求する交信が無いことです。

戦闘機には2つの飛行方式があります。民間機と同じIFR(計器飛行方式)とVFR(有視界飛行方式)です。IFRは航空管制を受けながら、他の基地に向かう場合に使われます。そのため、GNDから民間機と同じようにフライトプランの管制承認を受けます。

戦闘機が訓練空域に向かう場合にSARP

戦闘機の主な飛行方式は、パイロットが目視で飛行するVFRです。このVFRも細分化され、特に訓練空域に向かう場合にはSARPを使うことがあります。SARPは「Scramble And Recovery Procedures」の略称です。

SARPは日本語では緊急発進帰投方式のことです。これは対領空侵犯処置や、その訓練を実施する戦闘機が使うもので、戦闘機を素早く目的空域に向かわせるための方法と経路です。

なので、戦闘機部隊の基地には、いくつかのSARPが設定され、各SARPには名称が付いています。その多くは、方位や特定のウェイポイントの名前を使用しているようです。(文/真田幸雄)

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
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