嫌がらせの7割「怪文書」はどんなタイプが多い?
誹謗中傷や脅迫といった度を超えた嫌がらせに対し、プロの探偵はどんな手法を駆使しているのでしょう。嫌がらせに対して警察に突き出すだけではない、知られざるノウハウを聞いてみました。探偵に相談に来る嫌がらせで多いのが「怪文書」です。嫌がらせの怪文書には、どんなタイプが多いのでしょうか。

探偵への嫌がらせ相談は7割が怪文書
そもそも、探偵への嫌がらせの相談にはどんなものがあるのでしょう。プロの探偵いわく「怪文書による脅迫、告発、誹謗中傷などが多数」とのことです。
一概に「嫌がらせ」といってもさまざまなパターンがありますが、相談で圧倒的に多いのが怪文書。7割近くがこうした文書に関するトラブルです。
水商売の女性がパネル写真でアイコラを作られて自宅やお店の周りにバラ撒かれたり、経営者が勤務時間中に愛人とホテルに行った写真が封書で送られてきたりといったケースもあります。
嫌がらせの怪文書は大きく3パターン
被害者の多くは、恨みや妬みを買いやすい経営者、インフルエンサー、芸能人、「先生」と呼ばれるような目立つ職業の人たちです。それ以外では、不倫をしている人が実家や勤務先に証拠写真などを匿名で送り付けられるケースも少なくありません。
嫌がらせの怪文書は、大きく分けて「封書」「ハガキ」「ビラ・チラシ」の3パターン。怪文書で封書は、匿名で不正や浮気の証拠を突き付け、被害者本人を脅迫する場合などに用いられます。
怪文書でハガキは、勤務先に浮気の証拠を提示する際などが多数。本人以外の第三者が目にすることを期待しています。怪文書のビラ・チラシは、被害者を誹謗中傷する内容を、不特定多数に対して見せつける目的で使われるケースが多く見られます。

ラジオライフ編集部

最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- のぞみ自由席とりやめでも座る確率を上げる裏技 - 2023年9月22日
- B-CASカードを差さないとテレビが映らない理由 - 2023年9月22日
- ハンディ受信機のアンテナの「1/4波長形」とは - 2023年9月22日
- 加熱式タバコのモニタープログラムの中身を比較 - 2023年9月21日
- 証券会社のポイント獲得条件を比較してみた結果 - 2023年9月21日
この記事にコメントする
この記事をシェアする
あわせて読みたい記事

嫌がらせ証拠を押さえた場合の示談金の相場は?

嫌がらせ証拠を押さえた示談交渉に適した場所は?

嫌がらせ被害を警察に相談して逆恨みされた事例

ネット上の嫌がらせを探偵が調査するテクニック
オススメ記事

盗撮犯罪は年々増加傾向にあります。警察庁によると、2021年の盗撮行為による検挙件数は5019件で過去最多を更新。盗撮犯罪は1930件だった2011年から10年間で2倍以上に増えたことになりま[…続きを読む]

テレビ番組の盗聴特集などを見て、自宅に盗聴器が仕掛けられていないか気になった人は多いでしょう。盗聴器の見つけ方は、そんなに難しいものではありません。そこで、盗聴器の見つけ方をいくつか紹介しまし[…続きを読む]

圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]

盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]

おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]