嫌がらせ被害を警察に相談して逆恨みされた事例
誹謗中傷や脅迫といった度を超えた嫌がらせに対し、プロの探偵はどんな手法を駆使しているのでしょう。警察に突き出すだけではない、知られざるノウハウを聞いてみました。そもそも嫌がらせ被害を警察に相談して解決しないがために、プロの探偵のところにわざわざ相談に来たというケースがほとんどなのです。
嫌がらせを警察に相談して防犯カメラ
嫌がらせによる被害は、警察に相談すると解決するものなのでしょうか。プロの探偵によると「望むような解決に至らないこともある」とのことです。
嫌がらせで探偵のところに相談に来る人は、脅迫や傷害、器物破損といった被害に遭っても警察が事件性を持って対応してくれなかったというケースが多いといいます。
防犯カメラの設置を勧められ、「犯人が分かったら来てください」と言われることもあります。相談者はこれ以上被害に遭いたくないと思っているので、こうした対応では望むような解決には至らないでしょう。
嫌がらせの証拠をつかんで警察に相談
一般的な防犯カメラはその場所での抑止効果はありますが、被害が他の場所に移るだけというケースも少なくありません。証拠撮りには不向きだといいいます。
実際のプロの探偵による調査では、地中や生垣に隠したWi-Fiカメラで24時間監視をして証拠を押さえるなど、秘匿性の高い方法で行われるといいます。
また、たとえ証拠をつかんで警察に相談したとしても、逆恨みされて嫌がらせ被害がエスカレートする場合もあります。場合によっては、望むような解決とは程遠い状況となってしまうのです。
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 8倍ズーム多機能ハイエンドモデル暗視スコープ - 2024年10月23日
- NHK受信料の未払いで支払督促が来る可能性は? - 2024年10月23日
- ETCゲート設置は1レーン5千万円以上もかかる? - 2024年10月23日
- 日常を変える…かもしれない4つの対話型AIとは - 2024年10月22日
- NHKから届く特別あて所配達郵便に値上げの影響 - 2024年10月22日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
海上保安庁は海上自衛隊や警察と何が違うのか?
嫌がらせ証拠を押さえた示談交渉に適した場所は?
Twitterの嫌がらせに鍵垢からの大量のリプライ
Twitter嫌がらせ「パスワードリセット通知」対策
オススメ記事
2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]
モザイク処理は、特定部分の色の平均情報を元に解像度を下げるという非可逆変換なので「モザイク除去」は理論上は不可能です。しかし、これまで数々の「モザイク除去機」が登場してきました。モザイク除去は[…続きを読む]
圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]
盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]
おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]