ネット上の嫌がらせを探偵が調査するテクニック
ターゲットの尾行など、探偵の調査はリアルな現場が多いと思われがちですが、ネット上の嫌がらせの調査もカバーしています。はたして、探偵はネット上の嫌がらせの証拠をどのようなテクニックで押さえているのでしょう。プロの探偵に、ネット上の嫌がらせを調査するテクニックを聞きました。
ネットの嫌がらせも探偵が決定的証拠
ネット上での嫌がらせも探偵に頼むと、調査することはできるのでしょうか。プロの探偵によると「足を使った調査活動で決定的な証拠を押さえる」といいます。
SNSやネット上での嫌がらせでは、相談者のフォロワーに対してDMで悪評を流したり、なりすましアカウントを作ってフォロワーを誘導、卑猥な内容をDMしたりといった手口があります。
こうしたネット上の嫌がらせは匿名性が高く足が付きづらいため、近年は増加傾向です。とはいえ、昨今の法改正によって今後犯人の特定が容易になる可能性があります。
嫌がらせの人物を探偵が素行調査する
2022年10月1日に施行された改正プロバイダ責任制限法により、ネット上の誹謗中傷について発信者情報の開示を簡易的な手続きで行える、新たな裁判手続き(非訟手続)が創設されました。
しかし、従来の開示請求を使った方法は時間がかかる上に書き込んだ本人の特定に至らないケースも…。そうした場合は、実際に嫌がらせに心当たりのある人物の素行調査により証拠を押さえるケースも少なくありません。
電車内や飲食店、またはクルマの中でDMを送っているその瞬間を、スマホの画面ごと撮影することで動かぬ証拠とするのです。特定アカウントでDMを送っているところなどを、尾行などによって押さえることもあるといいます。
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 信号のない横断歩道は一時停止しないと交通違反 - 2024年3月29日
- Amazonやらせレビューの判別は「Amazonで購入」 - 2024年3月28日
- レンタカーの駐車違反には割増料金がとられる? - 2024年3月28日
- LINE既読つけずに読む機内モードのありがちミス - 2024年3月28日
- NHKが割増金と受信料の支払いを求める民事訴訟 - 2024年3月27日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
嫌がらせ証拠を押さえた場合の示談金の相場は?
嫌がらせ証拠を押さえた示談交渉に適した場所は?
嫌がらせ被害を警察に相談して逆恨みされた事例
嫌がらせの7割「怪文書」はどんなタイプが多い?
オススメ記事
2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]
圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]
盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]
おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]
窃盗事件の大半を占めているのが「空き巣」。しかも、空き巣被害の半分以上は住宅が狙われたものです。アナタの家も知らぬ間に泥棒たちに目を付けられている空き巣被害の予備軍かもしれません。空き巣被害に[…続きを読む]