ネットの活用法や便利なアプリ、お得な買い物テクニックなど知って得する情報を毎日更新しています。

取締り急増中の「横断歩行者等妨害等」違反とは

警察が取り締まる交通違反は、スピード違反や飲酒運転のほかにも、信号無視や一時停止違反などさまざま。これらのなかで、最近になり重点的に取り締まりを始めた交通違反があります。それは、横断歩道に歩行者がいるとき、自動車が一時停止せずに通過してしまう交通違反です。


スポンサーリンク
取締り急増中の「横断歩行者等妨害等」違反とは

横断歩道に歩行者がいたら一時停止

信号機のない横断歩道では、元々自動車側が歩行者を優先し、一時停止する義務があります。これを守らないと「横断歩行者等妨害等」という違反になります。そして今、この交通違反の取り締まりが急増しているのです。

その裏には、警察庁から出されたある通達が関係しています。警察庁は2018年10月に「信号機のない横断歩道における歩行者優先等を徹底するための広報啓発・指導の強化について」という通達を各都道府県警に出しました。中身を見ると、横断歩道で一時停止しない自動車はどんどん摘発せよ、というものです。

そして実は、警察庁の通達が出る直前の8月から9月にかけて、自動車ユーザー団体・JAF(日本自動車連盟)が横断歩道に関する調査を行っていました。

横断歩道近くにパトカーが待ち伏せ

JAFが行った調査は、信号機のない横断歩道へ実際に職員が行き、横断する歩行者がいた際に自動車が一時停止するかどうかを確認するというもの。すると、全国平均で一時停止する自動車はわずか8.6%という低い結果になりました。

この調査に関しては、都道府県別のデータもJAFは公開しています。それによると、一番守っている長野県では58.4%が一時停止をしているのに対して、一番低い広島県ではなんと1.0%。ほぼすべての自動車が、横断歩道で一時停止していないことになります。

警察庁の通達が出されたタイミングからして、JAFの調査結果を受けて取り締まりを強化している可能性が高いと思われます。なかには、横断歩道近くにパトカーを隠して止め、待ち伏せで取り締まるケースもあるので要注意です。


スポンサーリンク

横断歩行者等妨害等の反則金と点数

横断歩行者等妨害等の反則金は普通車(軽自動車を含む)では9千円になります。ちなみに大型車は1万2千円、バイクは7千円、原付自転車と小型特殊自動車が6千円です。駐車違反やスピード違反より反則金は安いとはいえ、1万円近い金額は痛い出費です。

また、違反点数は横断歩行者等妨害等の場合2点です。青キップで済む違反ではありますが、他に駐車違反やスピード違反等で違反点数が溜まっている人にとって、2点は免許停止につながるので注意が必要でしょう。

なお、警察庁の通達では自動車だけでなく歩行者へも「横断歩道付近における横断歩道外横断等法令違反に対する指導を的確に実施すること」とあります。横断歩道以外で歩行者が道路を渡ると避けるのが難しいので、自動車の取り締まりだけでなくこちらも徹底してほしいところです。

この記事をシェアする



あわせて読みたい記事