パトカーのサイレン「4秒」「8秒」は何が違う?
警察パトカーにかかせない「ウ~」といったサイレン音は、緊急時に走行するときには必ず鳴らさなくてはいけない決まり。じつは、パトカーのサイレン音には「4秒」と「8秒」の2種類が用意され、切り替えて使えるようになっています。パトカーのサイレン音の4秒と8秒がどのように使われているのかを見ていきましょう。

パトカーのサイレンに4秒と8秒の種類
警察パトカーには、必ずサイレン音を鳴らすための「サイレンアンプ」と車外スピーカーが取り付けられています。これは、事情に応じて赤信号の交差点を通過したり逆走もできるパトカーの緊急走行では、サイレン音を鳴らさなくてはいけないという規定があるためです。
パトカーが鳴らす「ウ~」というサイレン音には「4秒」と「8秒」の2種類が用意されています。パトカーのサイレンの4秒と8秒は「ウ~」1回ごとのうねりサイクルの秒数。パトカーのサイレンは4秒と8秒の2種類を切り替えて使えるようになっています。
パトカーのサイレンで4秒と8秒のどちらを使うかは状況次第ですが、より緊急度が高いときには4秒が使われる傾向が多いといわれています。緊急走行するパトカーを見かけたら、サイレンの4秒と8秒の違いでその緊急度がわかるというわけです。
パトカーのサイレンに4秒と8秒以外
また、パトカーのサイレン音には、4秒と8秒のほかにボタンを押している間だけサイレン音が出る手動や、助手席のペダルを踏むと音が鳴る足踏みというモードもあります。
手動モードは「ウッ」のように短く鳴らして注意をうながす際に使われることが多く、足踏みモードは「ウ~、ウウ~」のようにリズムを変化させ、より注意を引くという使われ方が多いようです。
なお、パトカーのサイレン音の4秒と8秒を鳴らすためのサイレンアンプには、赤色灯のオン/オフを行うためのボタンも搭載。赤色回転灯の昇降もここにあるボタンで行います。
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ラジオライフ編集部

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