警察バイクは赤バイから白バイに…そして青・黒
警察バイクといえば、交通違反をバリバリ取り締まる交通機動隊の「白バイ」のイメージがあります。ただし、警察バイクの歴史は100年以上前に「赤バイ」でスタート。さらには、警察の取り締まりは白バイだけでなく、黒バイや青バイによっても行われているのでした。

100年以上前の警察バイクは赤バイ
警察バイクの代名詞「白バイ」が配備されているは、交通違反の取り締まり専門の交通機動隊だけではありません。白バイの訓練を担当する「交通執行部」や警備部機動隊の「自動二輪部隊」のほか、皇室や御所を守る皇宮警察にも白バイは配備されています。
そして、警視庁交通総務課には女性だけで構成されている白バイ部隊「クイーンスターズ」が存在。主な任務は安全教育指導で、柔軟できめ細やかな対応は好評を得ています。
そもそも警察の取り締り用バイクは、発足時は赤色。初めてオートバイでの取り締まりが行わたのが大正7年。100年以上前の警察バイクは色が赤色だったため「赤バイ」と呼ばれていました。白バイとなったの昭和11年からです。
警察バイクには黒バイや青バイも存在
赤バイから白バイへと色が変わったのちには、黒バイや青バイにも分化しています。例えば、夜間の暴走族対策で活用されるのが「黒バイ」。警察バイクらしい装備を隠した、覆面パトカーならぬ覆面バイクとしての役割を果たします。
黒バイは警視庁、宮城県警、青森県警などで運用されいて、なかでも和歌山県警暴走族対策室の「黒豹」が有名です。
このほかに「青バイ」も存在します。ひったくり犯罪全国ワーストワンの汚名返上のために大阪府警が1997年に発足させたのが、ひったくり犯取り締り用警察バイクの「スカイブルー隊」。使用されるバイクが青色だったため青バイと呼ばれるようになりました。

ラジオライフ編集部

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