アルコールが抜ける時間を体を張って検証してみた
飲んだら乗らないは鉄則で、当たり前の話。とはいえ、深酒した翌日にアルコールが残ってしまうのは困ります。酒気帯び運転の基準値はアルコール濃度0.15mg/Lですが、お酒に弱い人ならば二日酔いで検出されてしまうなんてこともあります。そこで、アルコールが抜ける時間を体を張って検証してみました。
アルコールが抜ける時間を検証した
絶対にやってはいけない飲酒運転。酒酔い運転は道路交通法の中でも特に厳しく、免許取り消しと「5年以下の懲役又は100万円以下の罰金」が課せられます。違反点数は35点です。
酒気帯び運転の場合も「3年以下の懲役又は50万円以下の罰金」と、厳重に処罰されます。呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15~0.25mgで免停90日、違反点数13点。アルコール濃度が0.25mg以上は免許取り消し、違反点数25点です。
そこで、飲酒後にアルコールが抜ける時間を、体を張って検証してみました。アルコールが抜ける時間を検証した被験者は42歳男性。カップ麺を食して2時間経ってから飲酒をスタートします。
アルコールが抜ける時間の推移を計測
まずはアルコール度数5%の発泡酒を350mL飲み、10分ほど体にアルコールを吸収させたその後、15分ごとに吸気中のアルコール濃度を検知器で測定。アルコールが抜ける時間を調べました。
アルコールが抜ける時間の検証に使用したアルコール検知器は、官公庁でも採用されている中央自動車工業の「ソシアックα SC-402」です。アルコールが抜ける時間を検証する精度に関しては高い信頼性を誇ります。
そして、飲酒後に何も摂取しないで体内のアルコールが、自然に分解されるまでの推移を計測。酒気帯びの0.15mg/Lを下回るまのアルコールが抜ける時間に75分を要しました。
なお、120分経過しても検知器は反応。数値はゼロになりませんでした。アルコール代謝には個人差があって、アルコールが抜ける時間も変わります。飲酒運転は絶対に行わないで下さい。
ラジオライフ編集部
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