iPhone長押しは3Dタッチ廃止で「空白」のみが有効になった

iPhoneはiOSがアップデートされるごとに新たな機能が追加されています。そんな機能の1つが、iPhone長押しで画面の押す力を感知してさまざまな機能が現れる「3Dタッチ」でした。とはいえ、iPhone長押しの3DタッチはiPhone 11シリーズから廃止。iPhone長押しに「触覚タッチ」が機能追加されています。意外に知られていないiPhone長押し操作テクニックをまとめて紹介しましょう。

iPhone長押しでキーボードの余白を強く押す

iPhoneで操作しづらいのが、ブラウザのURLを書き替える時などの細かいカーソルの移動。カーソルを移動させたい位置をタッチしても、1文字ずれたり、押し方によっては全選択になったりと、カーソル微調整で困った経験は「iPhoneあるある」かもしれません。

そんな時に活用したいのがiPhone長押しで表示されるトラックパッドです。3Dタッチ搭載機種であれば、iPhone長押しでキーボードの余白部分を強く押すとカーソルを自由に移動させることができるトラックパッドが表示されるのです。

実際にiPhone長押しでキーボードの余白を強く押すと、キーボードの文字が消えてトラックパッド表示に。そのまま指をスライドさせればiPhone長押しでカーソルが自由に移動できます。iPhone長押しで文字選択をしたければ、さらに強く押し込んで指を移動させればOKです。

iPhone長押しの改行キーは3Dタッチ廃止で無効

ただし、iPhone長押しのトラックパッド表示は押す力が弱いと文字が入力されたりしてうまく動作しません。そこで、これまでよく使われていたのがiPhoneの「空白」キーの長押しです。横長キーボードであればiPhone「Space」キーを長押しします。

そして、3Dタッチ搭載機種であればトラックパッド表示がiPhone長押しが「改行」キーをでも表示されることが判明。それ以外にも、iPhone長押しは日本語かなのキーボードの「あいう」や「ABC」「123」の文字種選択キーを強く押してもトラックパッドが表示されます。

なお、空白キーであれば強く押すことなく、iPhoneを長押しするだけでトラックパッド表示に切り替えることが可能。じつは、改行キーのみならず、iPhone長押しはキーボードのどの文字を強く押してもトラックパッドが表示されます。一方で、3Dタッチ非搭載の現行機種ではiPhone長押しは触覚タッチのみに対応。3Dタッチ廃止でiPhone長押しは「空白」キー以外ではトラックパッド表示にはなりません。