音源をデジタル化できるCDラジカセを比較した
現在、カセットテープ復活の兆しなどで、ラジカセが再び脚光を浴び新製品もリリースされています。そこでCDラジカセ現行モデルの中で、音源をデジタル化できる2機種を比較してみました。比較したCDラジカセは、東芝エルイートレーディングの「TY-CDX9」とソニーの「CFD-RS501」です。
CDラジカセで音源をデジタル化
「TY-CDX9」と「CFD-RS501」は、いずれもCDプレーヤーとカセットテープレコーダーを搭載しているだけでなく、メモリーカードの録音・再生が可能。カセットテープの音源をデジタル化できるCDラジカセです。
ただし「TY-CDX9」はSDカード・USBメモリ・カセットテープと録音ボタンがまとめられたCDラジカセ。このため、各メディアの録音ボタンを押すと、ソースの再生は自動でスタートするワンタッチ仕様になっています。
一方の「CFD-RS501」は、対応する記録メディアはSDカードのみで、SDカードの録音ボタンを押してからカセットテープ側の再生ボタンを押す必要があるCDラジカセ。録音ボタンと再生ボタンが非連動のため、2回ボタンを押さなければなりません。
CDラジカセでラジオを録音する
また、CDラジカセでラジオの音源をデジタル化する際は、使い勝手がまた変わります。「TY-CDX9」では保存ファイル名はトラック番号のみ。時計機能が非搭載のため、ファイルに日時などが記録されないのです。
少々使い勝手が悪い仕様になっているため、この点では「CFD-RS501」が優位でしょう。ラジオは局別にフォルダが自動で作られ、ファイルに日時が表記される仕様になっています。
「TY-CDX9」のサイズ/重さは316W×130H×215Dmm/2.2kg、電源は単2形乾電池×6本またはAC100V、実勢価格は13,470円。「CFD-RS501」のサイズ/重さは366W×146H×238Dmm/3.1kg、電源は単3形乾電池×3本またはAC100V、実勢価格は17,360円です。(文/手島伸英)
■「デジタル化」おすすめ記事
写真をデータ化するなら「MG5630」が効率よし
フィルムスキャナーはPCなしでJPEG化できる
カセットテープをデジタル化する「CFD-RS500」
カセットテープをデジタル化してSDカード録音
8ミリビデオを簡単にデジタルダビングする方法
■「ラジカセ」おすすめ記事
「アイワ」ブランドのラジカセが完全復活した!
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- ETC平日朝夕割引で最大50%オフの落とし穴とは - 2024年11月8日
- YouTubeのニュース・時事ネタチャンネルが熱い - 2024年11月7日
- NHK受信料未払いで支払督促から訴訟になる確率 - 2024年11月7日
- 移動式オービス「MSSS」は1台いくらするのか? - 2024年11月7日
- 完全防水ドライバッグは水難事故の救助アイテム - 2024年11月6日