ブルーレイのDVDコピーで違法にならない方法とは？

たとえ個人的なバックアップのためでも、DVDやブルーレイなどの市販ソフトのコピープロテクトを回避したコピーは違法になります。とはいえ、コピープロテクトが施されていない廉価版DVDや自作したオリジナルブルーレイであれば問題ありません。ブルーレイのDVDコピーを合法的にする方法を見ていきましょう。

ブルーレイDVDコピーはISOイメージ出力

ブルーレイのDVDコピーソフトといえば、体験版として30日間は無料で利用できる「DVD Fab 11」が定番です。ただし、標準状態ではブルーレイDVDコピーでコピープロテクト除去機能が有効。ブルーレイDVDコピーで違法にならないためにもこの機能をオフにして合法仕様にします。

ブルーレイDVDコピーは右上のボタンから「共通設定」を開き、「Blu-ray」を選択。ここで「Blu-ray保護」内の全チェックを外すと、コピーガードの解除機能が無効となります。

ブルーレイDVDコピーのセオリーは、オリジナルデータのまま無圧縮で保存すること。ファイルが1つで済むISOイメージで出力しておくとブルーレイDVDコピーは管理しやすいでしょう。

ブルーレイDVDコピーはまず「DVD Fab」を起動して、コピー元のブルーレイをドライブにセットするとディスクを自動解析。ブルーレイDVDコピー作業途中でリージョンコードの確認画面が出たら、日本が含まれる「A」にチェック。ブルーレイ解析終了後、保存先を指定します。

ブルーレイDVDコピーでDVD化する

ブルーレイDVDコピーで選ぶのは「ISOイメージ」です。「開始」を押すとリッピングがスタート。指定したフォルダに、ISOイメージができていることを確認します。出力したISOイメージは、外付けHDDにまとめておくと便利です。

ISOイメージは「VLC media player」といった無料のメディアプレーヤーを使えば、PCでそのまま見られます。また、HDMI接続のメディアプレーヤーを使えばテレビでも再生可能です。

ブルーレイのDVDコピーは、このISOイメージをDVD化することになります。DVD FabはブルーレイのDVD変換機能を備えているので、20GB程度のISOイメージをDVDの2層サイズまで圧縮することがことが可能です。

ブルーレイDVDコピーはまずコピーモードで「DVD変換」をクリックして、変換するブルーレイのISOイメージを選択します。保存先を決めたらブルーレイDVDコピーを開始して、あとは待つだけ。17.4GBのブルーレイのISOイメージが、5.37GBまで圧縮できました。片面2層のDVD-R DLに焼いてもよいですし、さらに1層まで圧縮してもよいでしょう。