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公営ギャンブルは外れてお金が戻ることがある?

競馬が映画などで描かれるとき、ゴール直後に負けた客が投げ捨てる馬券が紙吹雪のように舞う…といったシーンが登場することがあります。確かに、外れた馬券の価値はゴールとともにゼロになるのが普通ですが、公営ギャンブルでは数は少ないものの、外れた馬券や車券・舟券に対して配当金を支払うケースがあるのです。


公営ギャンブルは外れてお金が戻ることがある?

当たりがゼロで「特払い」の配当金

競馬・競輪・競艇・オートレースといった公営ギャンブルは、開催レースの着順を予想して賭けるものです。当然、予想が外れた場合には配当金を受け取ることはできず、購入した馬券・車券・舟券の価値は紙くず同然。競馬場では、マナーが悪い客が外れ馬券を破いて床に叩き付ける光景も珍しくありません。

しかし、外れた馬券・車券・舟券でも配当金を受け取れるケースが実はあるのです。ひとつは、当たりの馬券・車券・舟券が1枚も売れていなかったケースで、この場合は「特払い」として全員へ100円に付き70円または80円の配当金が払い出されます。

特払いは、1レースあたりの売上が多い中央競馬ではまず起きません。特払いが起きやすいのは、競艇やオートレースの単勝式で、これは売上自体が非常に少ないことが理由です。ただし、2017年1月14日の小田原競輪6R、2017年11月31日の名古屋競馬9Rなど、3連勝単式が特払いになったケースもあります。

競艇で多発する「不成立」の全額返還

そして、競艇に限っては、お金が戻ってくるケースに「不成立」というものがあります。不成立自体は、競馬・競輪・オートレースにも存在しますが、ほとんどが悪天候などでレース自体が行われずに全額返還されるもの。一方、競艇で起きやすい不成立は、ゴールしたモーターボートが3艇以下だった場合です。

競艇では、6艇中3艇のみゴールした際は3連勝複式、2艇の場合はそれに加え3連勝単式・2連勝複式・複勝式が不成立となり、それぞれの賭け方について全額返還になります。なお、1艇ゴールや全員不完走の場合は、レース不成立と同じ扱いです。

競艇で不成立が発生しやすいのは、転覆などの事故に加え、独特の「フライング」という仕組みがあるためです。競艇のスタートは、ヨットなどと同じ「フライングスタート」を採用。決められたタイミング以降にスタートラインを横切る必要があり、これより先にスタートラインを超えるとフライング失格です。

さらに、フライング失格になったモーターボートは「そもそもレースに参加しなかった」という扱いとなり、それに賭けた舟券は全額返還になります。競艇の実況で、フライングが発生した際に「舟券は大切にお持ちください」というアナウンスが流れるのは、この返還があるためなのです。

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