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ネット経由のNHK視聴に受信契約は必要なのか?

NHKは最近ネット配信に力を入れていて、日本国内であればパソコンやスマホから放送中のテレビ番組をリアルタイムに見ることができます。一方で、NHKはネット視聴者からも受信料を取ろうとしているのでは…という話も聞かれるのも事実。しかし、いまのところネット経由で見る限り、一部例外を除けばNHK受信契約は必要ないのです。


ネット経由のNHK視聴に受信契約は必要なのか?

NHKプラスは受信契約なしで視聴可能

ネットでNHKのテレビ番組を視聴する方法として、まず思い浮かぶのがNHK自身が運営するWebサイト「NHKプラス」です。NHKプラスは、NHKと受信契約を結んだ世帯向けのサービスという建前のため、見逃し視聴などのフルサービスを利用するためにはNHK受信契約を結ぶ必要があります。

とはいえ、NHK受信契約を結んでいない人でも、NHKプラスは視聴可能です。この場合、NHKプラスの視聴画面にはNHK受信契約情報を登録してくださいといった内容のメッセージが画面全体の1/4程度の大きさで表示されます。とはいえ、総合テレビとEテレのリアルタイム視聴自体は行えます。

一方、放送法にはNHKのテレビ放送を視聴できる世帯はNHKと受信契約を結ばなくてはならないという規定があります。この規定があることから、NHKプラスを視聴可能、つまりネットに接続したパソコンやスマホを持っているだけでもNHK受信契約を結ぶ必要アリと考える人もいるでしょう。

しかし、こうした心配は無用で、NHKプラスを視聴するだけであればNHK受信契約を結ぶ必要はありません。というのも、NHKプラスは「放送を補完するサービス」という扱いで、NHKのテレビ放送そのものではないためです。また、NHKプラスの視聴履歴をもとにNHK受信契約を取るためのスタッフが訪問することもありません。

ひかりTVはNHK受信契約が必要になる

さらに、NHKが行う有料サービス「NHKオンデマンド」も、放送法に規定されたNHKのテレビ放送にあたらないため、NHK受信契約を結ばずに利用可能です。ちなみに、NHKオンデマンドの「見放題パック」は月990円のため、NHK受信料の地上契約より安い金額で見逃し番組や過去の名作番組を楽しめるともいえます。

一方、NHK受信契約を結ぶ必要があるネットサービスもあり、それはNTT東日本・西日本の光回線向けに提供中の「フレッツ・テレビ」と「ひかりTV」です。フレッツ・テレビとひかりTVは、インターネットではなくNTT東日本・西日本独自のフレッツ回線を利用し、テレビ放送を配信するものです。

フレッツ・テレビ、ひかりTVはともに、契約都道府県をサービスエリアとする地上波テレビ放送と4K・8Kを含むBSチャンネルすべてがフレッツ回線で配信されてきます。そのため、契約した時点でNHKのテレビ放送がBSも含め受信可能と見なされるため、NHKとは衛星契約を結ばなくてはならないのです。

放送の電波を直接受信しなくてもNHK受信契約が必要な点で、フレッツ・テレビやひかりTVはCATVと似ています。ただし、CATVの場合はNHK受信契約を団体契約にすることで、NHK受信料を割安にすることが可能。しかし、フレッツ・テレビやひかりTVは団体契約の対象外のため、そのぶんNHK受信料は割高になるのです。

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ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。 ■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

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