垂直視野が広いユピテルの低価格360度ドラレコ
ユピテルの全周囲記録の360度ドラレコの最新モデルが「marumie(マルミエ) Q-21」。前モデルの「Q-20」に、microSDカードを定期的にフォーマットする必要がない独自のファイルシステムを採用したものです。垂直視野が240度と広く、またレンズが真下ではなくやや前方に傾いているため、高い位置や近い位置にある信号機から、車内は天井までしっかり映せるよう配慮されています。

ユピテルの360度ドラレコは夜間が劣る
ユピテルの360度ドラレコ「marumie(マルミエ) Q-21」は、国内メーカー製の全周囲記録ドラレコとしては低価格で機能はシンプルですが、HDRなど基本はしっかりと押さえている印象です。
360度ドラレコのボタン類は右側面に集中されていて、正面はスッキリとしている配置。画像は見やすく、メニュー文字も読みやすい設計です。常時録画中は、右下のLEDが赤点灯して録画中を知らせてくれます。
ユピテルの360度ドラレコの撮像素子は500万画素のカラーCMOSでSTARVIS技術を搭載。実際に昼と夜に走行して360度ドラレコの録画画質を確認したところ、暗い環境下でも明るく記録するように設定されているため、夜間の映像は他機種よりややノイズが目立ち精細感も劣っているようです。
ただHDRはよく効いていて、日中トンネルが連続するようなシーンでも白飛びを感じる部分はごく一部でした。
ユピテルのドラレコビューワソフト
ユピテルの360度ドラレコのビューワソフトは専用の「PCViewer TypeN」を使用。1つのウインドウで、撮影された映像、加速度グラフ、走行位置のデータをコンパクトにまとめたレイアウトとなっています。
速度表示は控えめで高度も同時に表示される設計。映像は魚眼表示のほか、前方、車内、前方と車内を同時に表示する2分割の合計4パターンを切り替えることが可能です。
解像度は1856×1856ドット(魚眼)、2048×1536ドット(2分割)で、画角は水平360度、垂直240度となっています。保存形式はMP4で、記録メディアはmicroSDカード(最大128GB)です。サイズ/重さは69W×73H×40Dmm/130g。実勢価格は27,383円です。
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ラジオライフ編集部

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