アンテナの全長によるクラス分けとメリデメ比較
ハンディ機による受信では、1本のアンテナですべてをカバーするのではなく、受信対象や受信環境に応じて長さを変えていくのがコツ。アンテナは長さによってキャラクター性が異なるので、それぞれの特性を把握しておく必要があります。アンテナの全長によるクラス分けとメリット・デメリットを見ていきましょう。
受信機のアンテナを4つのクラスに分類
アンテナは長さによってキャラクター性が異なるので、それぞれの特性を把握して、自分の受信スタイルに合った数本をセレクトするのが、受信の達人への第一歩になります。
そして、的確なアンテナ選びが重要なのです。その指針としてハンディ受信機用アンテナは、受信の観点と製品のラインアップから全長によって4つのクラスに分類できます。
「ミニアンテナ」は10cm以下のクラスです。極端に短く秘匿性に優れるのが特徴で、近隣からの妨害を受けにくいのもメリット。同調する周波数帯が非常に狭いのがデメリットです。
ショートアンテナでも広帯域に対応
「ショートアンテナ」は11~25cmのクラス。付属アンテナに近い長さです。ショートアンテナでも25cmクラスは広帯域に対応します。VHF帯の受信がやや苦手です。
「ミドルアンテナ」は26~40cmのクラス。バランスの良い感度と長さです。ミドルアンテナはVHF帯の感度が高くなります。40cmくらいの製品が主流です。
「ロングアンテナ」は41cm以上のクラス。広帯域で良好な感度が期待できます。遠距離受信が可能になるでしょう。ただし、持ち歩きには難があるのがデメリットです。
ラジオライフ編集部
最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 首都高のETC深夜割引の料金20%オフの落し穴? - 2024年10月7日
- TVer配信期間を過ぎた見逃し番組を楽しむ裏ワザ - 2024年10月6日
- Amazonプライム会員がNHK受信料を節約する裏ワザ - 2024年10月6日
- 最大50%還元のETC平日朝夕割引が渋滞の原因? - 2024年10月6日
- 暗視スコープは暗闇でも100m先の人影をキャッチ - 2024年10月5日
この記事にコメントする
あわせて読みたい記事
受信機のアンテナは対象や環境によって使い分け
ハンディ受信機のアンテナの「1/4波長形」とは
受信機のアンテナ長が150MHzで50cmになる計算式
受信機の付属アンテナを高性能と思うのは間違い
オススメ記事
2021年10月、ついに「モザイク破壊」に関する事件で逮捕者が出ました。京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変し[…続きを読む]
圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]
盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ」が急増して[…続きを読む]
おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]
窃盗事件の大半を占めているのが「空き巣」。しかも、空き巣被害の半分以上は住宅が狙われたものです。アナタの家も知らぬ間に泥棒たちに目を付けられている空き巣被害の予備軍かもしれません。空き巣被害に[…続きを読む]