ネットの活用法や便利なアプリ、お得な買い物テクニックなど知って得する情報を毎日更新しています。

89式装甲戦闘車が御嶽山に災害派遣された理由

2014年9月に起こった長野県・御嶽山の噴火災害は、多くの登山者を巻き込む大惨事となりました。そして被災者を救助するため、陸上自衛隊のヘリコプターだけでなく、89式装甲戦闘車を災害派遣しました。なぜ89式装甲戦闘車が災害派遣された理由を解説します。



スポンサーリンク
89式装甲戦闘車が災害派遣された理由

Ⓒ 100yen 2007

89式装甲戦闘車は装甲兵員輸送車

災害派遣されたのは89式装甲戦闘車です。35mm重機関砲の砲塔があるので戦車のように見えますが、普通科隊員を戦闘現場へ運んだり、収容したりする装甲兵員輸送車です。

89式装甲戦闘車には、車両専従要員以外に7人分の人員輸送スペースがあります。今回は4両の89式装甲戦闘車が災害派遣され、現場付近に投入・待機していました。

それではなぜ、装甲兵員輸送車なのでしょうか? 噴火により空から降ってくる噴石は榴弾砲撃と同等の威力があり、上面装甲を持たないトラックなどは人員を守ることができないからです。

上面に装甲が施された89式装甲戦闘車

その点、上面に装甲が施された89式装甲戦闘車であれば、不時の再噴火において、その人員輸送スペースを一時避難場所として使えますし、対ガス性能もあります。

89式装甲戦闘車はキャタピラによる不整地走行能力が高いことから、山を登ることも可能。これらのメリットを総合して災害派遣されたのでしょう。

なお、1991年の雲仙普賢岳の噴火災害では74式戦車が初めて災害派遣されました。その任務は搭載の赤外線暗視装置で、火砕流の発生を監視するものだったのです。この情報は『ラジオライフ』2015年1月号に掲載されていました。

■「災害派遣」おすすめ記事
自衛隊の災害派遣の多くの占めるのは陸上自衛隊
ホバリングする陸自のUH-60JAが賞賛された理由

■「自衛隊」おすすめ記事
ミリメシ試食会もある立川駐屯地の防災航空祭
自衛隊イベント!後方支援部隊のオススメ基地祭

この記事をシェアする



あわせて読みたい記事