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豊和工業M1500はSATの狙撃銃として採用されている

狙撃銃として警察の特殊部隊SATが狙撃銃として採用している豊和工業は国内の銃器メーカー。豊和工業のM1500の害獣駆除仕様モデルをベースにして警察の特殊部隊SATの狙撃銃として使用しています。この豊和工業は自動小銃も装備品として製造。特殊部隊が装備している豊和工業の狙撃銃と自動小銃を詳しく見ていきましょう。


豊和工業M1500はSATの狙撃銃として採用されている


豊和工業M1500が警察の特殊部隊に配備

豊和工業は国内の銃器メーカーで、「M1500」は国産では唯一の大口径ボルトアクションライフルです。実は豊和工業のM1500は狩猟用として世界各国に輸出されている人気モデルで、使用方法に応じて各種のバリエーションがあります。

日本の警察では豊和工業M1500の害獣駆除仕様モデルの木製銃床に2脚とスコープを装着して、特殊部隊の狙撃銃として使用しています。

豊和工業M1500は警視庁や神奈川県警のSAT、福井県警の原子力関連施設警戒隊などにも配備。なお、拳銃以外の銃器は「特殊銃」と呼称され、狙撃銃の豊和工業M1500の装備品名は特殊銃I型になります。


M1500の豊和工業を自動小銃でも採用

狙撃銃のM1500の銃器メーカー・豊和工業は、自動小銃も採用されています。「89式5.56㎜小銃」は、1989年に陸上自衛隊で制式化された豊和工業のアサルトライフルです。

豊和工業の銃は国内メーカーの利点を活かし、日本人の体格に適したコンパクトな設計が特徴。銃床が折りたためる豊和工業の折曲銃床式が、空挺隊員や車両搭乗隊員向けに配備されています。

2004年開催の「第9回安全保障と防衛力に関する懇談会」で配布された、警察庁の資料の中に、SATの装備品として豊和工業の折曲銃床式の89式5.56㎜小銃が写真入りで掲載されました。海上保安庁の特殊警備隊も豊和工業の折曲銃床式を装備しています。

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ラジオライフ編集部

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