コンビニは店舗数も売上もセブンが圧倒的な1位
コンビニ業界は大手による中堅チェーンの吸収・合併など統廃合が進み、まさに戦国時代。コンビニ店舗数・売り上げともにセブン-イレブンの1強状態ですが、続くローソン、ファミリーマートが中堅チェーンを2016年にかけて吸収する動きを見せています。コンビニ勢力図を見てみましょう。
コンビニ店舗数No.1がセブン
コンビニ業界はセブン-イレブンの1強状態ですが、それに続くローソン、ファミリーマートが中堅チェーンを2016年にかけて吸収する動きを見せており、勢力図が変わろうとしています。それに伴い、店舗数の増大やサービスの拡充、商品の開発にも各社が力を入れているのです。
セブン-イレブンの店舗数は17,491店。2位のローソン11,653店と3位のファミリーマート11,271を大きく引き離しています。売り上げ高もセブン-イレブンが4兆82億円のところ、2位のローソンが1兆9,327億円、3位のファミリーマート1兆7,219億円。2倍以上も差が付いています。
コンビニ店舗数で圧倒的No.1を維持しているセブン-イレブン。独自ブランドであるPB商品の比率を増やし、商品力の強化と味の追求で王道を突き進んでいます。
コンビニ店舗数はまだ大きく変化
コンビニ店舗数2位のローソンは「マチの健康ステーション」をスローガンに、健康に配慮したヘルシーなイメージを打ち出し中。「ナチュラルローソン」や薬局併設の「ファーマシーローソン」など、さまざまな派生店舗を展開しています。
店舗数3位のファミリーマートは異業種との提携が増えており、カラオケ店や外食店との提携など先進的な事業展開。名古屋など中京地方を中心に展開しているサークルKサンクスは、PBライン「スタイルワン」の安価な惣菜が人気を博し、ミニストップは業界の先駆けとなる店内調理のイートインが好評です。
なお、2016年にファミリーマートとサークルKサンクスの合併することがすでに発表済みです。今後のコンビには勢力図や店舗数などはまだまだ大きく変化すると予想されます。(文/橘千尋)
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ラジオライフ編集部
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