コンビニエンスストアの今後はどうなっていく?
スーパーマーケットの低迷など小売業全体が衰退する中、コンビニエンスストアはますます存在感を増しています。そんなコンビニエンスストアは今後、勢力図が塗り変えられるのは必至です。しかも、各コンビニエンスも新たな業態のお店を続々とオープンさせています。詳しく見ていきましょう。

コンビニエンスストアの勢力図
現在、コンビニエンスストア業界全体の売り上げ高の約4割を占めるのがセブン-イレブン。2位のローソンに2倍以上差をつけています。これは、店舗数の拡充によって起こり、ファミリーマートも含めて上位3社が拡充合戦をすることで、コンビニエンスストア業界に占める割合を高めているのです。
そんな中、ファミリーマートが2015年3月に発表した中堅チェーンのココストア買収と、2016年9月に業界4位のサークルKサンクスと合併。今後、コンビニエンスストアの勢力図が塗り変えられるのは間違いありません。
そして、3位に後退するとみられるローソンは中堅チェーンのポプラやスリーエフに出資をしていく動きがあるようです。シェア争いはますます激しくなりそうです。
コンビニエンスストアの新業態
コンビニエンスストアは従来通りの店舗だけではなく、さまざまな新業態とコラボしたり新しいブランドを作ったりと話題に事欠きません。中でも、ローソンは「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」「ローソンプラス」など商品の違いによるブランドを展開しています。
多くの品物が百円で販売されている「ローソンストア100」は、文房具や充電器など生活用品も多いのが特徴。このほか、郵便局提携の「ポスタルローソン」、ガソリンスタンドを併設した「ローソンセルフスタンド」などもあります。
ファミリーマートは都心のオフィスビルなどでコンセプトショップ「ファミマ!!」を展開。少々高価格な文房具などのセレクト商品も扱っています。また、ミニストップが展開する高速道路のPAに特化したコンビニが「ISM」。ミニストップが得意とするファストフードが充実しています。(文/橘千尋)
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ラジオライフ編集部

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