偽ブランドの販売サイトかどうかを見分ける方法
コロナ禍により売り上げのメインだった外国人観光客がゼロになったことで、偽ブランド市場はガラッと様変わりしました。対面販売ではなく、Web販売がメインへと大きくシフトしています。FacebookやTwitterなどのSNSでも堂々と販売している業者も多く見かけます。危険な偽ブランド品マーケットの現状をリポートしましょう。

偽ブランドサイトに共通している特徴
偽ブランドのWeb販売業者は偽物を売るだけでなく、代金が支払われても品物を送らない詐欺業者が大半。Webサイトの特定商取引情報はでたらめで、よく見ると記載漏ればかりです。
会社名が「株式会社『最N級』レプリカXXスーパーコピー 販売店」など、かつてのマジコン業者並みの営業スタイルを敷いています。商品説明も興味深く、「100%品質保証XXXスーパーコピー型番日本正規品」などと、コピー品なのか正規品なのか謎で、そもそも価格が90%オフとか怖過ぎなんですけど…といった感じです。
ちなみに、日本向け偽ブランドサイトに共通しているのが、無料の管理システム「Zen Cart」を利用しているところが多いこと。コピー業者かどうか見破るには、これに注目するのもアリでしょう。加えて、フリマサイトも危険がいっぱいです。個人で偽物を売る不届き者も存在しますから。
偽ブランドの顧客リストから捜査対象
そもそも偽ブランド品の多くは、仮に見た目がそっくりでも、本物と比べると品質面で差があり、長持ちしません。偽ブランド財布は数か月で壊れることもザラですが、本物は数年以上使えます。高い分の価値があるということです。
偽ブランド品界隈では、精巧さをN級やS級などといったランクで表していますが、ほとんど意味はありません。総じて粗悪品だと思ってよいでしょう。
今は自宅からスマホやPCで、何でも気軽に購入できる時代です。偽ブランド品を売る業者はゆくゆくは逮捕されるでしょう。その際、買い手であっても顧客リストから捜査対象になる可能性があります。
また、別の業者のカモになるリスクもあるでしょう。つまり、偽ブランド品に手を出すのは百害あって一の利もありません。偽ブランドは手を出しちゃいけない世界だと認識しておきましょう。(文/Myzwei)

ラジオライフ編集部

最新記事 by ラジオライフ編集部 (全て見る)
- 大当たりが狙える「遊タイム」のパチンコ攻略法 - 2023年4月1日
- NHK受信料不要のチューナーレステレビの落し穴 - 2023年4月1日
- 超ファミつくで「プレステ風スーファミ」を作る - 2023年4月1日
- 買って分かったチョコボール金のエンゼルの確率 - 2023年3月31日
- スマホで遊ぶレトロゲームエミュレータ傑作4選 - 2023年3月31日
この記事にコメントする
この記事をシェアする
あわせて読みたい記事

Amazon偽サイトの見分け方!公式とのURLの違いは?

偽セキュリティソフト詐欺に遭わない防衛策とは

偽セキュリティソフトで金銭をだまし取る手口
オススメ記事

悪質な盗撮犯罪は年々増加傾向にあります。警察庁によると、2021年の盗撮行為による検挙件数は5019件で過去最多を更新。盗撮犯罪は1930件だった2011年から10年間で2倍以上に増えたことに[…続きを読む]

テレビ番組の盗聴特集などを見て、自宅に盗聴器が仕掛けられていないか気になった人は多いでしょう。盗聴器の見つけ方は、そんなに難しいものではありません。そこで、盗聴器の見つけ方をいくつか紹介しまし[…続きを読む]

圧倒的ユーザー数を誇るLINEは当然、秘密の連絡にも使われます。LINEの会話は探偵が重点調査対象とするものの1つです。そこで、探偵がLINEの会話を盗み見する盗聴&盗撮テクニックを見ていくと[…続きを読む]

盗聴器といえば、自宅や会社など目的の場所に直接「盗聴器」を仕掛ける電波式盗聴器が主流でした。しかし、スマホ、タブレットPCなどのモバイル機器が普及した現在、それらの端末を利用した「盗聴器アプリ[…続きを読む]

おもちゃの缶詰は、森永製菓「チョコボール」の当たりである“銀のエンゼル”を5枚集めるともらえる景品。このおもちゃの缶詰をもらうために、チョコボール銀のエンゼルの当たり確率と見分け方を紹介しまし[…続きを読む]