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「nasne」が録画マニアの間で人気を集める理由

今年の3月、2年ほど前に発売終了となったPlayStation向けHDDレコーダー「nasne」が発売元をバッファローに変え再登場しました。すると、録画マニアがこぞって購入。毎日のように完売が続きました。スペックだけを見ると、nasneはそれほど高性能といえるHDDレコーダーでははないのに、なぜこれほど人気を集めるのでしょうか。


「nasne」が録画マニアの間で人気を集める理由

nasneは映像出力端子を搭載していない

バッファローが発売中のHDDレコーダー「nasne」は、一風変わったモデルとなっています。通常、HDDレコーダーはテレビとHDMIケーブルで接続しますが、nasneには映像出力がありません。nasneが用意する入出力端子は、テレビ受信用のアンテナ端子とギガビットイーサ対応の有線LAN端子のみです。

つまり、nasneでテレビ番組を見るためにはLANで接続された機器が必要になるということ。このような構成になっているのは、nasneがもともとPlayStation3/4/Vita向けのオプションとして発売されたHDDレコーダーというルーツがあるためです。現在発売中のnasneはPlayStation4に対応しています。

また、nasneの録画機能は地デジ/BS/110度CSチューナー1個のみを内蔵するため、他のHDDレコーダーが対応する複数番組録画は行えないほか、4K放送も録画不可。価格は2万9800円と安いものの、ハードウエアスペックだけを見た場合、nasneはあまり魅力的なモデルとはいえません。

nasne人気の理由は「torne」にある

ところが、nasneは録画マニアの間では大人気。3月にAmazon限定で発売をスタートすると毎日のように完売が続きました。実は、nasne人気の理由はハードウエアではなく、録画再生に利用するアプリ「torne」にあるのです。

torneはPlayStationでの利用を前提に作られたアプリで、PlayStation4向けはPlayStation Storeから無料ダウンロード可能。PlayStation4のコントローラーを使うことにより、torneでは番組表や録画番組リストを高速でスキャンでき、他のHDDレコーダーと比べて予約や再生をすばやく行えます。

さらに、torneをベースに開発されたスマホ・Mac向けアプリ「torne mobile」を利用することで、PlayStation4なしでもnasneの操作や録画番組の再生も可能。torne mobileの動作もtorne同様に快適で、スマホであれば画面のスワイプで番組表や録画リストを高速にスキャン可能です。


torne mobileで自宅nasneにアクセス

torne mobileは、nasneを接続した自宅ネットワークだけでなく、自宅外からもnasneへアクセスできるため、出張先や旅行先から自宅のnasneで録画した番組を見るといった使い方もできます。また、torne内蔵のチューナーでテレビのリアルタイム視聴も行えるため、ワンセグの代用としての活用も可能です。

torne mobileはApp Store・Google Playストアから無料ダウンロードできますが、初期状態では録画予約などが行えるのみで、テレビのリアルタイム視聴や録画番組の視聴については、アプリ内での追加課金が必要。価格はAndroid版が500円、iOS・Mac OS版が610円です。

なお、torne mobileのテレビ視聴用課金については月額ではなく買い切り制で、同じGoogleアカウントやApple IDを利用することで複数のAndroid端末やiPhone・Macでの使い回しもできます。ただし、AndroidスマホとiPhoneの両方でnasneを利用する場合は、それぞれに課金が必要です。

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ラジオライフ編集部

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