化学物質の体内侵入を防ぐ保護具で万一に備える
昨今、平和で安全な日本の根幹を揺るがすニュースが飛び交っています。安全がタダで手に入る時代は終わったのでしょうか。自分の身は自分で守るしかありません。とくに準備しておきたいのがサリンなどの化学兵器です。そこで、化学物質の体内侵入を防ぐ保護具で万一に備えましょう。
保護具は避難する時間稼ぎになる
今やテロも身近な脅威です。細菌兵器が使用されれば、甚大な被害がもたらされます。化学物質の体内侵入を防ぐのに有効なのが保護具です。保護具による備えも現実味を帯びてきました。
重松製作所が開発した保護具「ER83-M30」は、火山の噴火時に発生するガスやサリンなどの化学物質に対応。ER83-M30の使用時間は約30分なので、災害現場から避難するには十分な時間稼ぎになるでしょう。
この保護具はすっぽり被るフードタイプで、有害物から呼吸を保護します。伝声器付きのため、声が伝わりやすいのも特徴です。吸収缶を2個備え、呼吸がしやすくなっています。実勢価格は24,000円です。
保護具のパイオニアが重松製作所
皮膚から吸収してしまう恐れのある物質には防護服で対策しましょう。重松製作所の「マイクロケム6000-GTB」は、ダイオキシン類対策用で、服地は7層構造、バイザは3層構造、手袋は6層構造となっています。
この防護服は化学物質の取り扱い作業に用いられるもの。使用には必ず空気呼吸器の装着が必要になります。Lサイズなら身長176~182cm、胸囲100~108cm、長靴29.0cm、手袋10号となって重さは5.4kg。価格はメーカー問い合わせです。
これら保護具や防護服のパイオニアが重松製作所です。1917年に創業以来、防じん・防毒マスク等の呼吸用保護具を中心に販売。プロユースから、民生用まで幅広い保護具取り扱っています。
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ラジオライフ編集部
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