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災害情報がダイレクトにわかる「防災無線」とは

「災害情報はスマホでいいじゃん」と思っている人は多いはず。しかし、スマートフォンで得られる防災や災害の情報は、どれもが広域のニュースに過ぎません。そして、被災地にとって必要な地域密着の情報を得られるのが「防災無線」です。地元の災害&避難情報がダイレクトに聞こえる防災無線の基礎知識を見ていきましょう。


災害情報がダイレクトにわかる「防災無線」とは

防災情報が個人の元へ直接届く時代

2011年3月11日に発生した東日本大震災から10年。被災地の復興は遅々として進まないのですが、この10年間で防災情報を得る手段は格段に増えました。スマートフォンに着信する緊急地震速報を筆頭に、官公庁や民間団体による多様な防災情報を提供するアプリが充実したからです。

今や防災情報が個人の元へ直接届く時代になりました。とはいえ、アプリからの情報は、自治体や防災機関から提供された情報を基に作られた二次情報です。

そして何より、情報の範囲が広域過ぎて薄くなりがちで、被災していない地域に向けた“ニュース”になっています。被災した人にとって有益な情報とは、言いにくい部分があるのです。

防災無線は都道府県と市区町村が運用

被災地域に向けた細かな情報を得る手段として、市区町村を聴取エリアにしているコミュニティFMラジオ局を聞く方法があります。地元自治体との防災協定によって、地域に直結した災害情報や避難情報を放送しているからです。

ただし、被害が甚大だとコミュニティFMラジオ局自体も被災して、放送できない状態に陥ることも…。そこでワンランク上の情報収集術が、都道府県と市区町村が運用する「防災無線」の受信です。

防災無線ならコミュニティFMラジオ局が提供する情報の基になる一次情報が入手できます。防災無線からは地震や水害の被災状況だけではなく、台風や豪雨が迫っている時の河川の水位や避難場所の準備状況など、アプリでは手に入らない“事前の情報”がリアルタイムで聞こえてくるのです。

平時はあまりにも静か過ぎて、受信対象としては面白みに欠ける防災無線。しかし、災害時は様相が一変して活発に運用され、生命の危機に関わる情報が得られる無線になるのです。

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